【実】ぶっちゃけた話、公務員の仕事は忙しいのか?
「公務員=楽」という神話を崇め奉っている方は多くいらっしゃいます。9時5時の世界だというフィクションをあたかもノンフィクションのように信じて疑わない方も多くいらっしゃいます。ぜひ皆様はイメージだけで判断し、実態を一切見ようとしない「マスコミの報道に踊らされるだけ」の日本人には絶対にならないようにしてください。まずは実態を自分の目で調査し物事を判断するところから「意見」が作られていくんです。
話がそれましたが「楽」かどうかはある意味主観。人によって異なる価値観です。残業100時間を超えてもやりたいことをやっているから全然苦じゃない、という方もいます。逆に言えば残業0時間だけど仕事が暇すぎて逆に辛い、という方もいらっしゃるみたいです。そういえば、暇すぎて鬱になる人がいるという話を聞いたことがあります。つまり「忙しさ」「楽」という判断は人それぞれであると言うことが言えると思います。
という前提で国家公務員の仕事量を見てみましょう。簡単に言うと、働いている組織、部署、係、時期によってバラバラです。3ヶ月以上ノー残業の時もあれば、繁忙期に残業時間が60時間を超えることもあると聞いています。国会会期中はさらに悲惨なことにもなるみたいです。また、スタッフそれぞれの力量によって帰る時間も前後すると思われます。
つまり、「楽」なときもある、というのが正解なのかもしれません。ただ、私から言わせてもらえば、民間企業も公務も仕事は仕事。楽な仕事もあれば楽じゃない仕事もあるし理不尽な仕事もあるし無駄な仕事もあるんです。だからそんな尺度で仕事を判断するのは無意味ってことです。公務員を目指されている方は、もっと仕事の中身についてじっくりと見ていく方が自分にとって実りのある情報を得られると思います。
ただ言いたいのは、「楽」さは自分で作り上げていくものであり、努力して生み出さなければならないものだと思います。自分だけで無理なら周りやチーム、上司部下や部署の中でみんなと協力し合い成し遂げていくものなんでしょう。公務は多くの人と協力し目標を達成する仕事ばかりです。そういうことを前向きに実現したいと思える方はぜひ公務員を目指してみてください。
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