めざせ公務員.com

26歳既卒短期職歴有りの私が経験した公務員試験勉強、面接対策をご紹介します。職歴があっても合格はできる!

【実】公務と民間企業の違いってあるのだろうか?

頻繁に話題に上がるのが「民間」と「公務」の違いといったものだろう。大学生時代に後輩への就職活動サポートと称したイベントの中で、「公務は競争が無いから民間企業に入るよりも社会人としての成長が無い」と話す人がいるくらい、多くの人は民間企業と公務の差を話したがっているように感じている。

 

しかし、両方の組織にて勤務経験がある私からすると、はっきり言ってこんな話はどうでもいいと思っている。いや、そもそも違いなんてものは何もないとすら思っている。確かに金銭的な利益を追求してるかしていないかの違いはあると思う。しかし公務は国民や地域住民の利益を仕事を通じて最大化しなければならない。「利益」がお金か形に表すことのできない気分的なものかの違いはあれど、民間も公務も本気で利益追求をしている組織であることは間違いない。

 

また、「公務は競争が無いから社会人としての成長が無い」という意見もよく聞いてきた。しかしこの意見は意味が分からない。まず「成長」とはなんなのかが分からない。収益を上げることができる能力なのか、チームをマネジメントする能力なのか、それとも飲み会で盛り上げることができる能力なのか。そこがはっきりしない以上、成長が無いと言われても首をかしげたくなってしまう。さらに「競争」が無いことが成長も無いことにつながる理由がわからない。ここでいう競争とはおそらく利益追求のための企業間競争であると思われるが、それに従事していなかったら成長できないと結論付けるのはいささか軽率ではないだろうか。

 

なぜなら民間企業でも公務でも人事や経理、総務といった管理業務で働く人は競争とはまた違った環境下で仕事をしている。それは「競争」に従事する職員がどうすれば働きやすくなるか、どうすれば活き活きとモチベーションを上げながら働くことができるか、という職場環境の維持や改善をしながら職員を支え組織をより魅力的なものに変えていく仕事であると思っている。こういう仕事に就くことで十分社会人としてもビジネスマンとしても大きく成長するものだと私は考えている。そしてこういった管理業務は公務にも当然存在する。

 

もっというと、公務は「国・地域をより良くする」「日本社会に貢献する」ことが強く求められる仕事であるが、民間企業もビジネスを通じて日本をより良くしたいと理念に掲げる企業も少なくない。つまり、目的も多少の違いはあれど同じ方向を向いているのではないだろうか。確かにミクロな目線で両者の仕事の違いを考えると細かな差異が山のように溢れてくるが、マクロな目線で見ると両者の違いは私には見えてこない。

 

だから、こういった議論は無意味なのだと思う。公務も民間もお互いが手を取り合い協力し現状をより良くするという目的を達成させることができれば素晴らしいのではないだろうか。私はこの両者を経験し仕事をした中で働きやすさといった違いはあれど大きな違いなんてものは感じなかった。違いが見えてしまうような組織なら何かが間違えているとしか思えない。そんな違いがはっきりと見えてしまうような世の中にしないためにも、これから公務員になるであろう皆様には「日本をより良くする」という目標をしっかりと持って社会に羽ばたいていってほしい。

 

【筆】法律学は面白い!

公務員試験の勉強を始めるまで憲法はおろか民法、商法などなどの知識が一切ありませんでした。それもそのはずです。大学時代に法律系の授業を1科目履修したことがありますが、憲法や民法といった分野を深く学ぶのではなく薄く広く知識を会得することが目的の科目でした。さらに学部は経営学部でしたので、法律とは縁遠い学生生活を送っていました。

 

しかし憲法や民法の勉強をじっくりとやったことで、「法律」の合理的な文章の組み立て方、様々な解釈とロジカルな主張に強く魅力を感じることができました。無駄を省き合理的に使われている言葉の重さを見ると美しさすら感じます。学生時代にもっと法律について興味を持って勉強をしておけばよかったなぁ、と少し後悔するほど今では面白い学問だと思っています。

 

そんな法律学の中でも私が特に魅力を感じたのは「論理」ですね。法律の解釈や議論、学説を読めばよく分かります。問題の定義、法律や凡例による解釈、結論と非常に明快に展開されます。これほどまでにロジカルに構成された文章は法律学以外ではあまり見たことがありません。そういう意味で、知的好奇心を満たすことができる面白さがあると思っています。

 

公務員試験では「憲法」「民法」「行政法」という一軍科目があり、二軍に「商法」「刑法」といった科目があります。一軍は大卒程度の試験で出題される科目で、二軍は労働基準監督官や裁判所事務官試験で出題される科目です。分野は違えど考え方は同じです。まずは「憲法」の勉強を進めつつ法律を学ぶ基本的なやり方を身に着け、それから民法や行政法に移るのが正攻法なんですね。でも、それ以上に「面白さ」を感じることができれば勉強がどんどん進むと思います。

 

たった一回きりの試験を終えて忘れるには惜しい知識です。ぜひぜひ興味を持って様々な事例を読んでみてください。もしかしたら将来何らかの形で役立つかもしれません。

 

憲法 第五版

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【実】ぶっちゃけた話、公務員の仕事は忙しいのか?

「公務員=楽」という神話を崇め奉っている方は多くいらっしゃいます。9時5時の世界だというフィクションをあたかもノンフィクションのように信じて疑わない方も多くいらっしゃいます。ぜひ皆様はイメージだけで判断し、実態を一切見ようとしない「マスコミの報道に踊らされるだけ」の日本人には絶対にならないようにしてください。まずは実態を自分の目で調査し物事を判断するところから「意見」が作られていくんです。

 

話がそれましたが「楽」かどうかはある意味主観。人によって異なる価値観です。残業100時間を超えてもやりたいことをやっているから全然苦じゃない、という方もいます。逆に言えば残業0時間だけど仕事が暇すぎて逆に辛い、という方もいらっしゃるみたいです。そういえば、暇すぎて鬱になる人がいるという話を聞いたことがあります。つまり「忙しさ」「楽」という判断は人それぞれであると言うことが言えると思います。

 

という前提で国家公務員の仕事量を見てみましょう。簡単に言うと、働いている組織、部署、係、時期によってバラバラです。3ヶ月以上ノー残業の時もあれば、繁忙期に残業時間が60時間を超えることもあると聞いています。国会会期中はさらに悲惨なことにもなるみたいです。また、スタッフそれぞれの力量によって帰る時間も前後すると思われます。

 

つまり、「楽」なときもある、というのが正解なのかもしれません。ただ、私から言わせてもらえば、民間企業も公務も仕事は仕事。楽な仕事もあれば楽じゃない仕事もあるし理不尽な仕事もあるし無駄な仕事もあるんです。だからそんな尺度で仕事を判断するのは無意味ってことです。公務員を目指されている方は、もっと仕事の中身についてじっくりと見ていく方が自分にとって実りのある情報を得られると思います。

 

ただ言いたいのは、「楽」さは自分で作り上げていくものであり、努力して生み出さなければならないものだと思います。自分だけで無理なら周りやチーム、上司部下や部署の中でみんなと協力し合い成し遂げていくものなんでしょう。公務は多くの人と協力し目標を達成する仕事ばかりです。そういうことを前向きに実現したいと思える方はぜひ公務員を目指してみてください。

 

【筆】ぶっちゃけた話、公務員試験って難しいの?

科目によってまちまちですが、難しい試験「もある」と言うところです。こっからはぶっちゃけます。

 

まず私が大学4年生の頃の話をしましょう。公務員試験を受けようと思って、当時はまっていた「逮捕しちゃうぞ」という漫画・アニメの影響で警視庁の採用試験を受けたことがあります。踊る大捜査線でもなくこち亀でもなく「逮捕しちゃうぞ」でした。ここに出てくる中嶋や部長に憧れて受験したんですよ。

 

でも特別な勉強は一切せず。そして大学時代も教養的な勉強は全くしていませんでした。さらに、高校時代は大学受験勉強も全くせず、入試方式が「論文」と「面接」だったおかげで合格したようなものです。つまり、公務員試験の教養試験で出題される知識が全く無い状態での受験でした。

 

しかし、1次試験の結果は合格。運が良かったのか、たまたま解ける問題が出題されていただけなのかは分かりませんが合格できたんです。そもそも警視庁の場合、筆記試験ではそんなに落とさないみたいなので、そこそこの点数でも合格できたのかなって思ってます。

 

これは最近の傾向でもあります。筆記試験ではそこまで絞らず面接や論文といった試験で合格者を決定する傾向が強くなってきているみたいです。実際に私が受験した裁判所事務官試験も、1次試験である程度人を残して2次試験で一気に3分の1以下に合格者を絞ったみたいでしたので。。。つまり、良く言えば「人物重視」の試験に変わりつつあるのかなって思います。

 

だから、公務員試験って難しいのか?という問いかけに答えるなら、筆記試験は簡単になってきている(通りやすくなっている)が、面接試験といった人物を見る試験の難易度が上がってきている、と回答しますね。

 

そんなわけでまだ9月の中旬ですが、来年の試験に向けて今から「面接対策」をしっかりとやるようにしてください。ではでは。

 

 

P.S

個人的な1次試験の公務員試験難易度ランキング・・・(1位が最も難しい)

 

1.国立国会図書館

(英文和訳とか和文英訳があるから私には無理)

2.国立大学法人

(教養試験だけであり大概みんな併願するから合格基準点が上がる)

  →本命だったのに落ちた・・・

3.国会職員

(衆議院・参議院事務局で働く人。採用人数が少ないからそもそも難易度高い)

4.国家Ⅱ種行政近畿【現在の国家一般職】

(当時、合格基準点が他の地区より高かった。。。だから)

  →「教養30 専門30」で合格。多分最低ラインだったと思う。

5.国家Ⅰ種経済職【現在の国家総合職】

(簡単。経済・経営得意なら合格できる。法律や行政よりも合格基準点が低い)

  →ただ、2次以降は専門論文がキツイ。

 

公務員試験 受験ジャーナル 26年度試験対応 Vol.1

公務員試験 受験ジャーナル 26年度試験対応 Vol.1

【筆】公務員試験予備校はどこが良いか?~その2~

3.予備校を選ぶ際に見るべきポイント

合格実績、合格者占有率・・・こんな数字なんてどうでもいいです。自分が受かるか落ちるかあきらめるかの3択なわけですから。じゃあ何を見ればいいのでしょうか? そんなポイントを3つご紹介します。ここで書くのは公務員試験対策本やパンフレットに載らないようなやつね。

 

一.駅からの距離

二.自習室の量と満席時の代替手段の有無

三.周辺に娯楽があるか

 

一の駅からの距離ってやつは大切です。入学したら毎日通うわけです。でも人間ってやつは怠ける生き物であり、駅から遠いし雨降ってるから今日は行かなくてもいいか、、、と思ってしまうことは多々あります。そうならないためにも、駅からすぐの場所にあり、さらに地下道でつながっていたら最高ですね。自分が最も通いやすいと思える環境かどうかを実際に行ってみて半年以上通うことを想像し、ここならいける!と思えるような予備校を選んでください。

 

二は特に重要です。予備校に行く理由の一つに「自分の部屋じゃ勉強できない」というものがあります。だからあえてお金を払い勉強できる環境を作り出すわけです。つまり、自習室が無いと1日勉強できない恐れがあります。だからそもそもの絶対量は確認しておくべきです。複数校舎がある予備校はA校が満席でもB校に行けば空いてる可能性があります。こんな感じで勉強できる手段が多い予備校を探してみてください。

 

また代替手段については、例えばTACなら「DVDブース」というものがあり、受講したコースによって一定時間授業の動画を見ることができます。私の場合、別に見なくてもいいと思ってた授業がかなりありましたので、その授業映像を見る予約を入れて自習していました。こういう時に限って授業を見てしまい、案外ためになる情報をゲットできたりするんですけどね。。。

 

三は私的には大切なことでした。例えば書店。私はストレスがたまったり気分転換するために結構書店に行って立ち読みしたり様々な雑誌を眺めたりしています。だから、受験勉強で躓いたりした際は書店で気分転換することが多かったんです。そのため、書店が近い予備校を選んでいたりしました。勉強中に娯楽は必須です。いかにして自分の感情、ストレスをコントロールしつつ目的を達成させるか。これがかなり問われる試験です。ぜひ自分なりの娯楽を見つけて試験に立ち向かってください。

 

各公務員試験予備校のパンフレットにはきらびやかな営業トークがこれでもかというくらい掲載されています。でも、授業の質や問題集の質なんかは殆ど差がありません。「好み」かどうかの世界です。だから、そういう部分で判断するのではなく、なんとなく良さげ、なんとなく勉強続けられそう、という言葉で説明しにくい感情で最後は決めるようにしてください! もう9月に入りました。勉強を始めている人はもういます。ぜひぜひ後悔しない予備校選択をしてくださいね!

 

【筆】公務員試験予備校はどこが良いか?~その1~

公務員試験勉強をする前に最も迷ったこと、それはどの「予備校」に入るか、という問題です。それぞれ特徴がありますし使ってる問題集も違います。授業方針も違えば情報量も違います。そんなわけで今回は、私なりに考える公務員試験予備校の選び方を簡単にお伝えしたいと思います。

 

1.何が欲しい?

まずは自分がどんなサービスを欲しているかをはっきりさせることです。きめ細やかな指導が良いと考えているのか、自習室と最低限の問題集があればいいと考えているのかで選ぶべき予備校も変わってきます。前者なら小人数制のゼミとか個別相談を重視している予備校が合うと思いますし、後者なら大人数が所属するマンモス予備校が良いでしょう。

 

ちなみに私の場合は「自習室」「経済学」「会計学」「試験情報」がキーワード。比較的通いやすく自習室が使えること、経済学や会計学の授業が分かりやすいこと、面接等の試験情報がたくさんあること。こういったニーズを満たしてくれる予備校を選びました。その結果TACが最適だと考えたので通ったんですよ。会計系のすさまじい実績もありますし、校舎も複数あり使いやすかったですね。あとは比較的授業料の安いコースがあるのも魅力でした。この予備校で申し込んだコースの半分以上授業には出ず必要だと思われる授業のみ受けましたが、結果的にそれが良い結果に繋がりました。

 

というわけで、自分が一体どんなことを予備校に求めるのかを一度はっきりさせて、そのニーズを満たしてくれる予備校を選ぶのが良いでしょう。

 

2.各公務員試験予備校の特徴

体験入学や実際に他の資格の授業を受けてみた結果感じた特徴ってのをまとめておきます。

 

<TAC>

☆良い点☆

・会計系資格に強い予備校なので、簿記や会計学といった授業の教え方はピカイチ。

・校舎数が多く、TACに所属していればどの校舎の自習室や授業でも履修可能。

・テキストや問題集がわかりやすい。

・卒業生の数が多いため、生のリアルな情報を様々な方法で閲覧可能。

・受講料が結構安い。

 ★悪い点★

・会計系資格の受講生が多いため自習室内は「パチパチパチ」と電卓の音が響きます。

・マンモス予備校なので、自習室の席がすぐに埋まってしまう。

・受講生が多いので講師と仲良くならない限り質問や情報収集などが難しい。

 

<大原>

☆良い点☆

・校舎数がとにかく多い。ビル丸ごと大原の場合が多いので自習室のキャパが広い。

・途中解約すると、授業を受けていない分についての受講料が返ってくる。

・超大手の資格予備校なので、試験に関する情報量や対策講座などが多く質も良い。

 ★悪い点★

・受講生が多すぎるので教室が満杯になり窮屈。

・自習室が多いと言っても、それ以上に受講生が多く様々な講座を開いているため使えないことも多い。

・受付前や入り口付近に校歌が掲示されてあったりと若干雰囲気が固い。

 

<LEC>

☆良い点☆

・法律系の予備校なので、教え方やレジュメなどなどの質が良い。

・オプション講座が非常に多く、自分の知識不足を上手く補える。

・駅前一等地に校舎があり、非常に使いやすかった。

 ★悪い点★

・業績低迷?の影響かどんどん校舎の数が減っている(2007年くらいの情報ですが)。

(関西にいたころ大阪市内に5校舎?あったのにいつの間にか梅田駅前校だけになってた)

 

<EYE>

☆良い点☆

・アットホームであり仲間を作って勉強できる雰囲気を予備校側が作ってる。

(飲み会を開催したり面接対策のゼミがあったり等)

・小人数制なので、比較的きめ細やかな指導を受けることができる。

・前年度の試験に合格したチューターが常時数名いるのでアドバイスを受けやすい。

・今村学長の「合格方法確立講座」は無料で受講できるならぜひ参加すべし。

 ★悪い点★

・同じグループで固まってしまうため、グループに属していないと居づらい。

・校舎が狭いため自習室のキャパも狭く使えないことも多い。

・若干割高。

・実は公務員試験専業、ではない。

 

というところでしょう。私が受講したり説明を聞きに行ったり、それぞれの受講生の友人と話したりしたことで感じた情報です。ま、あくまで私の主観ですが。あとは6年以上前の情報なので今は全く違うかもしれません。

 

でも雰囲気って大切です。なんとなくいいなぁ、なんとなく嫌だなぁ、という感覚は本当に大事です。言葉に出来ない「なんとなく」という感情で最後は選んだ方が後悔は少ないかもしれませんね。

 

つづく

 

公務員試験のカラクリ (光文社新書)

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【筆】10月から公務員試験勉強をスタートすると仮定した専門科目の具体的な勉強スケジュール

公務員試験は5択の問題だから運が良ければ合格できるよ! という人もいますがこれは大間違いです。教養試験、専門試験で80問を超える問題数の上に、教養論文試験や専門論文試験なんてものも入ってきます。量が多いんですよ。よほど運が良ければ合格できるかもしれませんが、本気で合格を目指す方はこのような方法はとるべきではないですし、そもそもとらないですよね。

 

そんな運では太刀打ちできない試験の中で今回は「専門試験」の取り組み方、主に勉強するスケジュールを私の経験をもとに書いてみたいと思います。スケジュール感は今年の10月から勉強を始めるという前提です。

 

☆スケジュール

とりあえず憲法から始めましょう。なぜなら一番取り組みやすい科目であり、法律科目の基礎中の基礎だからです。具体的な内容などは山のように解説サイトがありますのでここでは割愛します。そして憲法を1か月くらいで全範囲勉強し終えたら「民法」に入ると良いです。民法は3か月くらいを目安に期間を取りましょう。ここでいう「3か月」とは、全範囲を一通り確認するのに必要な期間という意味です。試験問題を解けるレベルに持っていくには、さらに3か月くらい、いやもっと必要かもしれません。

 

と、文章で書いていても分かり辛いのでちょっとまとめてみました。

 

<【専門】スケジュール>

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主要専門科目の大体のスケジュール感です。私が勉強した際のスケジュールでもあります。法律系は難しい、暗記に時間がかかる、、、という理由だけでなく、将来公務員になってからも役立つ知識であるため、比較的長く時間を取り頭に叩き込むのが良いと思ったので早めに取り組むようなスケジュールにしています。政治学とか社会学なんかは一切使わないので試験後すべての知識を忘れ去っても問題ないです。

 

あとは勉強に慣れてくる時期が12月以降かなぁと思うので、その時期から複数科目を並列して勉強するようなスケジュールにしています。おそらく、10月から勉強をスタートする方は1日に「憲法」「経済学」「数的推理」「世界史」という4科目やるだけでで精いっぱいでしょう。だからこそ、徐々に慣れさせてこなす科目を増やしていくような感覚でいてください。

 

上記の勉強に加えて「教養科目」の勉強、そして「面接対策」などやるべきことがたくさんあります。でも、スポーツと同じで勉強も「慣れ」です。1時間すら机に向かって勉強できなかった人も、2か月、3か月と継続して勉強をすることでいつの間にか10時間ずっと勉強していても苦じゃなくなってきます。まだ9月です。本試験まであと10か月くらいあります。今のうちに勉強をどうやるか、という戦略を決めて前向きに動いていきましょう!

 

スポーツのできる子どもは勉強もできる (幻冬舎新書)

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