めざせ公務員.com

26歳既卒短期職歴有りの私が経験した公務員試験勉強、面接対策をご紹介します。職歴があっても合格はできる!

【筆】政治学・社会学の倒し方

政治学、社会学、経営学・・・この辺りの社会系専門科目って難しいですよね。私も初めて問題を見たとき「こんなの解けるのか?」と戸惑ったほどです。さらに本試験でも政治学社会学はそんなに良い得点源になりませんでした。経営学は私最大の得点源だったので説明は省きます。経営学部だったので勉強しなくても8割取れるんです。。。


じゃあ、そんな政治学社会学ですが、せめて国家一般職の5問中3問以上は取りたいところ。無難に攻めるべき科目だと思います。やり過ぎると終わりを知らないブラックホールのような奥ゆかしさを醸し出す科目です。だからこそ、さらっと暗記しまくりましょう。そんなわけでオススメのノウハウをご紹介。


人名と理論名、著書名等をリンクさせて覚える、それだけ。マックス・ウェーバー、デュルケム、オーギュスト・コント等々人名を覚えるだけでは不十分。そこに理論等をリンクさせないと得点にはなりません。デュルケムなら「方法論的集団主義」「自殺論」。コントなら社会学の祖で「実証哲学講義」・・・こんな感じ。Excelで表なんか作って覚えてみてもいいかもしれません。政治学社会学経営学全てこんな感じでまずは暗記しましょう。暗記です。公務員試験は暗記です。暗記が9割です。


あとは基本問題集を徹底的に解きまくる必要があります。私がやった方法はウォーク問を5周以上した後スーパー過去問ゼミを3周以上しました。これだけです。これだけで合格点にたどり着きました。授業?受けてません。テキスト?読んでません。問題集しかやりませんでした。時間無かったし問題集に丁寧な解説あったし、あえてもう一冊本を増やしたところで検索時間がもったいないし非効率的です。電子書籍になってるなら買ってましたがそんな時代でもなかったですしおすし。


といったようにやるのもひとつの手だと思います。まとめると、「人名と理論、著作物等をセットでリンクさせて覚える」「問題集を最低1冊3周以上する」。これで多少なりとも戦力になってくれます。


ではでは!


公務員試験 ウォーク問 過去問Quick Master 政治学<第2版>

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【概】公務員試験に関する質問にお答えします。1

公務員試験 公務員の仕事入門ブック 26年度試験対応 (受験ジャーナル特別企画)

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はてなブログをやる前からかなり長い間公務員試験対策関係のブログを書いてます。というか公務員試験の受験生時代は勉強の苦悩や感じたこと、官庁訪問等の記録を書いてきました。また、GREEがゲームではなくmixiのような交流サイトだったころに作った「めざせ公務員.com」というコミュニティを7年くらい管理していたりもしてます。現在コミュニティ参加者数が5000人を超えました。ユニークユーザー数は少なそうですが・・・


そんないろいろなチャネルから幾つか質問を頂くことってありました。まぁ、コミュニティ内では多くの参加者が相互に支え合っているため自分が口を出すことは少ないのですが、中にはやっぱり自分のこれまでの経験を話したくなることもありました


というわけで、これまで頂いた質問の中で多かったものを3つご紹介します。


1.公務員試験の筆記試験はスーツで行くべきですか?
結論:私服で良い場合がほとんど。

私服でいいっすよ? 特に国家公務員採用試験の筆記試験なんて数千人会場に集まるんです。そんな人たち一人一人のチェックなんて出来ないししないです。それに、国家公務員採用試験の点数配分や評価基準は公表されています。その中に「服装」なんて項目は1次試験に存在しません。

もし本気で不安だったり、勉強に集中できないのであれば人事院の試験担当に電話で聞いてみてください。

ただ、地方公務員試験の中でも町役場といった比較的小さな自治体の場合はどうかわかりません。スーツ至上主義といった古い考え方を持つ担当者がいるかもしれません。だから、そういった自治体を受験する場合はスーツで行く方が無難かもしれないですね。


2.予備校はどこに行くべきですか?
結論:DVD受講が出来て自習室の席を確保しやすく、自分の行動範囲内に複数校舎がある予備校(個人的にはTAC推奨)。

私は生講義を重要視していません。それよりも、自分の都合の良い時間に受講でき、気になる箇所は何度も繰り返し聞け、いらないところは飛ばして時間を節約出来る受講形態であるDVD受講が最も効率が良いと思ってます

だから、この形態で受講ができる事が第一条件。そして、自分の行動範囲に複数校舎があることで、自習室の席を確保する機会が増えます。また、自分の都合に合わせて受講する校舎を変えることもできるため、自分にとってある程度わがままに学ぶことが可能です。

このような予備校は、自分がお薦めするTAC、LECや大原といったところがありますね。


3.既卒、職歴無しでも公務員になれますか?
結論:しっかりと対策し、アウトプットも的確にできれば十分なれると思います。

募集要項に記載されている年齢制限の範囲内でありその他受験資格を満たしていれば大丈夫でしょう。一定基準以上の点数と面接での評価、官庁訪問等の印象等が良ければ採用されると思います。実際に私も26歳職歴3か月(無いようなもの)だったけど合格できました。

確かに能力や印象が同水準であれば高年齢より若い人、男性より女性を取る傾向が高いのかもしれません。今国家機関は女性の登用が世界的に見て低い水準であることを気にしているだろうから、女性の採用を積極的に行っていくと考えられるからです。また、若いほうが役職を上げる前に様々な経験を積ませることができるので、同水準であれば若手を採用する可能性は高いと考えられます。まぁ、私個人の勝手な意見ですが。

でも、点数化できる試験は置いといて、人を評価し採用を決めるフェイズに移ると言語化できない複雑な価値判断がなされます。そして、組織の課題や問題点を解決すべく採用活動を行うのであれば、その時々の状況にあった人物で、かつ将来的に活躍してくれそうな資質を持つ人を採用したくなりますよね。だから、その場合の価値判断基準に年齢という物差しを置くことははたして妥当なのかどうか私にはわかりません。

ま、そんな採用に関する議論は置いといて、確かに不利かもしれませんか対策次第で十分採用される可能性はあると思います。私も不安でしたが案外なんとななりました。とりあえず今は前向きに目の前の勉強、そして面接対策に打ち込んでください。


ではでは!

【初】非リア充のための公務員試験攻略法 〜予備校で仲間を作らない方がいい理由〜

今回は結構後ろ向きな内容になります。公務員試験の勉強を2年間続けたから様々なタイプの人を見てこれたんですね。そして受かる人、落ちる人の特徴もなんとなくわかりました。そんな経験から導き出した「非リア充」のための勉強方法をご紹介します。


★色恋沙汰が不合格を呼び寄せる
非リア充はやっぱり出会いを求めてしまいます。時には試験勉強よりも優先度を上げてしまう愚かな人もいます。これははっきり言って良くない傾向ですね。「仲良くなって一緒に勉強してお互いレベルアップしていきたい!」という幻想を抱く人の多いこと多いこと。こんなことを言いつつ大失敗して挫折していく人を何人も見てきました。


はっきり言います。出会いが気になりそうな人は出会いを初めから遮断してください。その行動が合格を呼び寄せることができます。独学なら気にすることはないですが、予備校に行くのならDVD受講スタイルがオススメです。担任制とかやってる予備校もありますが、そういうイベントはプリント等の情報をゲットして参加しないことを強く勧めます。


こんなことを言うと「仲間は勉強を教え合ったりモチベーションを高め合ったりすることができるから重要」という現実を知らないバカ人もいます。でも私はこの意見に反対の姿勢を取ります。リア充はいいんですよ、勝手に仲良くやっててもらえば。でも人と絡むことでストレスが溜まったり自分のペースを乱されたり気を使ったりすることって結構あります。非リア充はそういうことが大嫌いだったりします。


だからもう初めから「ぼっち(ひとりぼっち)」スタイルを取り、他人の目なんか気にせず自分のペースで勉強することに励んだほうが無難です。そしてなんか交流したいと思ったらこのブログやSNSにいる同じ目的を持つ仲間に話しかけてください。最低限このブログなら励ましたりアドバイスすることはできます。SNSも同じ悩みを持ってる人なんてたくさんいますので、ウェブ上で傷を舐めあうことは可能です。私はそうして乗り切りました。


色恋沙汰と受験勉強。これは必ずどこかで起きている現象です。そして公務員試験の「害」以外の何物でもありません。自分は大丈夫なんて思っていてもいつの間にかこの罠に陥ってることもあります。だからこそ、初めから注意しつつ受験勉強に没頭するようにしてください!


【概】最も難しいのは国立大学法人だと思ってる

国家1種から始まり、裁判所事務官、国家2種、国税専門官、地方上級、、、という順番で公務員試験を受ける方は多いと思います。何を隠そう私もそうでした。結果から申し上げると、筆記試験はすべて合格。自慢でも何でもなく、適切に勉強し知識を詰めこむだけ詰め込めば合格はできます。


ただ、この受験の流れの中にある公務員試験に準じた試験の国立大学法人」試験には歯が立ちませんでした。別にものすごく難しい問題が出されるわけでもなく、採用人数がごく少数というわけでもありません。皆さんが勉強している教養試験の問題が形を変え数値を変え出題されているだけです。


しかし、筆記試験は国立大学法人のみ不合格。実は本命だったのにもかかわらず不合格でした。この結果を分析したところ2つほど理由が見つかったので共有しますね。


1.1次試験合格最低点が高い
先ほども書きましたが、国立大学法人の試験は教養のみです。専門試験はありません。だから、特別に公務員試験の勉強をしている人以外でも合格する可能性がある試験ともいえます。また、教養のみなのでちょっとしたミスが命取りになります。おそらく、合格最低点付近の点数を取っている人はものすごく多く1点の差が合否の境目であるとも言えるでしょう。


さらに、2次試験に残す人を結構絞ると思うので、合格最低点はある程度高くなるんじゃないかと思ってます。専門試験があればこの部分で底上げできたんですが、教養のみだとたまたま苦手な問題が出たりたまたま対策してこなかった分野が出ただけである意味ゲームオーバーです。私も本試験が苦手な分野ばかりたくさん出てたため、試験後はかなり憔悴していた記憶があります。運も重要なのかもしれないですね。


2.国立大学法人用の勉強をあまりしていなかった
試験種によって出題傾向は変わってきます。国家2種で良く問われる問題が裁判所事務官試験では出題されにくい、、、なんてことも多様にあります。そして国立大学法人の教養試験にも癖みたいなものがあるはずです。私は国家公務員試験の勉強を主にやっていたし、国家1種の教養試験で8割以上得点できたんだから国立大学法人の教養試験なんて余裕だろう、なんてことを考えていました。


しかし、試験本番で目にした問題たちはあまり対策してこなかった問題、分野が並んでおり、そこそこの点数はとれたと思うけど合格最低点には届いていませんでした。敵を知るところから試験はスタートする、という基本を忘れていました。


というわけで、国立大学法人を本命に考えている方は、ぜひ予備校や書店で「国立大学法人職員採用試験」の過去問を徹底的にこなし傾向を学び対策を取ってください。今から敵を知るのもいいかもしれません。教養だけだからと言って舐めてかかると私のように痛い目にあいます。それでは勉強頑張ってくださいな!


集中レッスン 国立大学法人等職員統一採用試験問題集 '14年版

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国立大学法人等職員採用試験攻略ブック 25年度 2013年度 (別冊受験ジャーナル)

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国立大学法人等職員採用試験攻略ブック 26年度 2014年度 (別冊受験ジャーナル)

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国立大学法人等職員採用試験攻略ブック: 別冊 受験ジャーナル 24年度 (別冊受験ジャーナル)

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【筆】地理の勉強は地図帳を必ず使うべし

教養科目の1つに今回は注目してみました。たくさんお話ししたい科目がある中で、今回は「地理」について書かせていただきます。

 

地理ってどういう問題が出るのかというと、気候区分や国ごとの特産品、資源の量、輸出入データなどです。米ならタイ、鉄ならブラジル、ボーキサイトならオーストラリアといった暗記をしていく科目ですね(ここで書いたデータは古いので無視してください)。また、原子力発電の比率が高い国はフランス(7割)といった問題も見たことがあります(今はどうなんでしょうね?)。

 

大切なのは、各資源や食物などの産出量データは毎年変わりますので、最新のデータを頭に叩き込む必要があるんですね。上位3位くらい覚えておけばいいと思います。

 

そんな中、役に立つのが「地図帳」です。こういう産出量データも書かれているものもあります。さらに、気候区分や歴史、偉人なんかも載せられている場合がありますね。問題を解きつつ、ビジュアルで関連知識とともに頭に叩き込むことができるため、地図帳を使うのはかなりお勧めです。結構楽しいですよ?

 

これからは、たまに一つの科目に絞って私が取り組んだ工夫を小出しにしていこうと思います。次回は、、、自然科学をピックアップしてみようかなぁ・・・

 

新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas)

新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas)

 

 

【筆】裁判所事務官試験は経済学が得意なら楽!

そこそこ難易度の高い試験だと思っています。理由は問題の難しさと面接の比重です。試験に出題される問題の中で法律系の科目はやはり他の試験に比べて難しいという印象でした。当然裁判所事務官になれば法律を使った仕事、法律に基づいた仕事をするわけなので、このあたりの理解力の有無を求めるのは至極まっとうなことだと思えます。それに対し憲法論文試験はかなり素直な問題でした。1行問題ってやつです。外国人参政権の是非について、職業選択の自由について論ぜよ、、、などといった憲法の条文ごとにある論点をただまとめればいいだけの難易度の低い問題が出題されます。私が受験したころの話ですが。。。

 

また、筆記試験はある程度多く通すようです。つまり面接試験の倍率がある程度高いということでしょう。3~5倍くらいはあるんじゃないでしょうか。公務員試験の面接は楽勝!と思っている方も多いと思いますが、こと裁判所事務官試験の面接は難易度が高いと覚悟しておいた方が良いですね。面接官に裁判官がいるみたいですし。。。

 

ま、それは置いといて今回は筆記試験について書いてみたいと思っています。何かというと「経済学」に関するお話です。ご存知かもしれませんが、裁判所事務官試験は筆記試験の後半に選択科目があります。それは「刑法」と「経済学」です。法学部出身の方や法律科目が得意なんです!って方は「刑法」を選べばいいと思いますが私はお勧めしません。「刑法」なんて他の公務員試験ではほとんど出ませんし勉強しても裁判所事務官試験でしか本格的に実力を発揮する機会がありません。それに対し「経済学」はほぼ全ての試験で出題されます。しかも結構多くね。。。限られた時間の中で勉強しなければならない公務員試験だからこそ、汎用性の高い「経済学」を選ぶのは戦略的に良いのかなと思われます。

 

そして経済学ですが、これは暗記、問題演習量、ビジュアル、といった3つのキーワードである程度マスターできると思っています。暗記と問題演習量は理論や数式、回答方法だけでなく問題のパターンをも頭に詰め込みまくるという方法です。経済学で出てくる問題なんて過去問を見ればわかるように同じような問題の使い回しがほとんどです。だからこそ、このパターンならこういう解き方、ということが瞬時に思いつくくらい問題演習量を増やすのがベターです。暗記するために過去問を徹底的にやりまくる。これが遠回りだけど経済学で得点率を上げるための近道にもなります。

 

ビジュアルは、よくわからない理論をグラフや表で印象付けることです。ミクロ経済学はグラフを作成すれば多くの問題を解くことができます。限界費用とか損益分岐点とか、計算問題を解く際に必ずグラフを作ってみることをお勧めします。もしくは、それが無理なら解説にグラフが書かれていることが多いので、それを真似して書いてみてください。グラフを見てなるほどな、って思えるようになれば大丈夫です。

 

私が筆記試験に合格できたのも、経済学で9割取ることができ、さらに憲法論文試験がちょうど直前に勉強していた論点と一致していたからという運以外の何物でもない理由ですが、やはり「経済学」を得意科目になるくらいにまで勉強していたことはかなりプラスに働きました。私が受けた全ての試験で「経済学」の正答率は8割を超えていましたので。。。

 

そんなわけで、裁判所事務官試験の筆記試験にまず合格したいなら「経済学」を徹底的にやりこみ、スーパー過去問ゼミレベルの問題は全て解けるようにしておいてください(一部の難問を除く)。

 

※「経済学」:ミクロ経済学マクロ経済学、財政学、経済事情のことを指す。

 

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ3 マクロ経済学 (公務員試験新スーパー過去問ゼミ3)

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公務員試験 新スーパー過去問ゼミ3 ミクロ経済学 (公務員試験新スーパー過去問ゼミ3)

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【筆】国税専門官になりたいなら簿記3級は勉強しておくべし

本音を言うと簿記2級まで取っておく方がいいと思います。国税専門官試験で出題される会計学7問は理論と仕訳ですが、理論なんてん簿記検定で学ぶ仕訳、転記、財務諸表作成がわかってるなら楽勝です。

 

私は簿記を全く勉強しないで受験したため、会計学は全て暗記で乗り切りました。そのためか、7問目に出てくる仕訳問題は意味不明だったのを今でも覚えています。しかし、試験後簿記2級まで取得したんですよ。そしてTACの国税専門官試験の過去問題集を読んでみたら驚くほど簡単に思えてビックリしました。仕訳は楽勝。理論問題も数字の動かし方が簿記というノウハウで理解している分、頭のなかで数字を意識しつつ理論問題も解くことが出来ました。はっきり言って簿記2級を持っているなら会計学は楽勝です。

 

国税専門官試験の会計学のレベルは簿記2級までが範囲だと思います。仕訳問題を見てると簿記3級レベルの簡単すぎる仕訳もあれば、簿記2級レベルのやや難しい仕訳問題もありました。また、たまにリース会計みたいな簿記1級レベルの問題も入り込んでくるようです。TACの会計学の授業でファイナンス・リースとオペレーティング・リースの勉強をしましたし、退職給付の理論も学んだことからおそらく出てもおかしくないんでしょう。まぁ、難しすぎるのでこの勉強をするならもっと頻出の問題を解くべきですが・・・

 

というわけで、国税専門官試験の筆記試験に合格したけりゃ「簿記3級」は最低でも取得しておきましょう。来年国税専門官を本命にしているのであれば、11月にある簿記3級の試験をまずは目指しましょう。遠回りが近道になりますよ。

 

 

2014年度採用版 過去5年本試験問題集 国税専門官 (公務員試験)

2014年度採用版 過去5年本試験問題集 国税専門官 (公務員試験)