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26歳既卒短期職歴有りの私が経験した公務員試験勉強、面接対策をご紹介します。職歴があっても合格はできる!

【概】ぶっちゃけた話、公務員試験はある意味EASY

誤解を恐れずにタイトルを書きました。就職活動の中で公務員試験というのは簡単な部類だと思っています。世間一般のイメージでは何となく難しそうなイメージはありますが、相対的に見ると簡単なんです。

 

ではいったいどういう事なのかを簡単にご説明しましょう。。。例えば民間企業の就職人気ランキングトップ10の企業を見てください。全日本空輸といった運輸業界や三菱東京UFJ銀行といった金融業界、商社、マスコミなんかが常連ですね。つまり人気があるが故に倍率がものすごい値になるんです。

 

今の時代、エントリーするだけならリクナビやマイナビを使ってクリック数回で事足ります。エントリーがものすごく簡単なので倍率が1000倍を軽く超えることもあるみたいです。つまり1000人のうち1人が内定、という事も珍しくありません。また、聞いた話によるととあるテレビ局のアナウンサー採用試験の倍率は3000倍を超えたとか何とか・・・ だから、民間企業でいくら入りたい企業があったとしても、思い通りに入社できる可能性って限りなく低いと考えざるを得ません。

 

それに対し公務員試験の倍率は高くても10~20倍程度です(中にはものすごく倍率が高い試験もありますが)。私が国家Ⅱ種を受けた時なんて7~8倍でした。さらにその中に記念受験生(公務員試験の特別な勉強をしていない人たち)も多数含まれていますので実質倍率はもっと低いでしょう。また、筆記試験に合格すると次は面接試験なんですが、1回です。地方公務員試験は2回とかありますが、国家公務員試験の合格者名簿に載るためには1回の人事院面接をパスすればOKです。官庁訪問とかを入れると話は別ですが。。。でも、国税専門官や裁判所事務官の試験は面接が1回のみです。

 

つまり何が言いたいのかというと、民間企業就職活動に対し公務員試験ってのは志望したところに入りやすいんです。東京都庁に入りたい!警察官になりたい!中央省庁に入りたい!と思っている人は頑張って筆記試験をクリアし面接対策をしっかりとやれば比較的狙い通りの組織に入ることが出来ます。逆に、全日空やみずほ銀行に入社したい!と思っていてもエントリーシートやグループディスカッション、面接と様々な選考を通じてふるい落とされます。人気企業なんかになると面接回数が7回8回もある場合があります。余談ですが、私が新卒時代にとあるウェブ系企業を受けたとき、7次面接で不合格だったことがあります。。。交通費がスゴイことになりました(泣)

 

また、公務員試験の場合は年齢制限の上限までは何度でもチャレンジできます。1度失敗しても来年、再来年と受け続ければ合格する可能性も高まります。民間企業の場合、一度受けて落ちたら二度目の挑戦はなかなか難しいと思われます。といいますか「新卒」でないとそもそもエントリーできない場合も多いですよね。

 

だからといって公務員試験が簡単だ、と言うつもりはありません。民間企業への就職活動に比べると再チャレンジも受験機会も多く与えられているので、合格するチャンスがたくさんあると言っているだけです。試験で合格するために必要な点数を取りさえすれば1次試験は合格できます。面接もしっかりと対策すればまだ落ちにくいのかなと思います。

 

公務員試験は受験要件を満たせば誰でも平等に受験できる試験です。学歴、性別で判断されるような試験ではありません。そんなわけなので、比較的入りたい組織をピンポイントで狙うことができる公務員試験。将来担うであろう仕事を妄想しつつモチベーションを上げ、試験勉強がんばってください!

 

学生のためのリアル就活本 就職活動ナビゲーション2014年度版 (日経就職シリーズ)

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