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26歳既卒短期職歴有りの私が経験した公務員試験勉強、面接対策をご紹介します。職歴があっても合格はできる!

【独】独学しない方が良い科目とその理由 ~経済学~

 

私の経験上、「経済学」に分類される科目は独学せず予備校に行って学ぶ方が良いと思います。その理由は3つあります。

 

1.理解しにくいから

2.難解な上にボリュームが多く途中で挫折しやすいから

3.公務員試験における最大の得点源だから

 

1.理解しにくいから

そうです。この科目って複雑すぎて解けるようになるまでかなりの期間の勉強を要します。よく分からない微分という計算を駆使し、様々なアルファベットの意味や曲線の意味、グラフの線の動き方や範囲の意味を学びます。さらに、YとかIとか大文字が出てくると今度は国家レベルで経済を把握しようとします。これもまた計算を要するめんどくさい問題を解かなければなりません。

 

一度理解し様々な問題に取り組んでみて、面白い!と思えるようになればもう貴方は経済学中毒。どんな問題が来ようと敵はいません。でも、そのレベルに達するには効果的な学習が必要です。理解よりも暗記で十分対応可能ですが、暗記する順序や計算問題の解き方等々は予備校の経済学を教えることに特化した講師陣から学ぶのが最適です。受験戦略上、この科目は勉強時間を少なくするためにも予備校に通うべきです。

 

2.難解な上にボリュームが多く途中で挫折しやすいから

経済学は、「経済原論」「マクロ経済学」「ミクロ経済学」「財政学」「財政事情」・・・と様々な名前で称されています。つまりそれだけ出題する量や範囲が大きいって事です。国家Ⅱ種(国家一般職)だったら15問、国家Ⅰ種(国家総合職)の経済職だったら数えてませんがかなりたくさん出題されます。

 

さらに解けるようになるまで結構たくさんの勉強量を必要とします。範囲が広い上に1つ1つの論点が難しいからですね。頻出論点、そこそこ出る論点、出にくい論点などなどもある程度全部学んでおきたい科目なので、独学だと全部の範囲を学ぶ前に挫折しそうです。そのため、予備校で経済学だけでも授業に出ておく方が良いと思います。

 

3.公務員試験における最大の得点源だから

たくさん出題されると言うことは、得意であれば得意なほど有利なんです。例えば生物や物理が得意中の得意! だとしても出題される量は多くて3問です。でも、経済学が得意なら10問以上得点できる可能性があるんです。国家一般職なら15問、裁判所事務官なら刑法を選択しなければその部分全部、地方上級でも少なくない量が出題されますので、得意にしておくとかなり助かる教科です。

 

私自身法律系の科目が苦手でしたが、経済学や経営学が正答率9割を超えるほど得意だったので合格できたようなものです。経済学が得意か不得意かで合格がかなり左右されました。ぜひみなさんもこれを機に経済学を予備校で履修し、得意科目に育て上げてみてください。

 

そんな私はTACという公務員試験予備校で勉強していましたが、授業を受けたのは「物理・化学・数学」「論文」「会計学」「行政法」「経済学」くらいです。真剣に受講したのは会計学、行政法と経済学くらいでしょう。後の教科は基本全てが安気で対応可能なので、無理矢理必死に暗記していました。

 

でもこの方法はかなり良かったです。本命が国税か裁判所かでどれを重点的に勉強するかは変わってきますが、それはまた別のお話で・・・