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めざせ公務員.com

26歳既卒短期職歴有りの私が経験した公務員試験勉強、面接対策をご紹介します。職歴があっても合格はできる!

【概】年末なので私の公務員試験受験時代について赤裸々に語ります

公務員試験概要

あと1週間弱で今年が終わります。このブログを見ていただいている公務員試験受験生の皆さんも無理せず自分のペースで勉強してくださいね。。。とアドバイス的なことを書いてしまいましたが、今回はもう年末なので自分の受験していた頃のことを思い出しつつ赤裸々に書いてみようかなぁという気分になりました。


決してかっこよくもなくただ泥臭いだけの2年間。運と勘に支配された筆記試験と面接試験。重くて逃げだした無用の人間関係。全ての人間関係を断ち0からリスタートした公務員試験勉強。皆さんの参考になるかどうかはわかりませんが、こんな受験生もいたんだということを勉強の休憩時間にでも眺めてみてください。


1.退職〜勉強開始前
大学を卒業しとあるメーカーで営業をやっていました。ここでの説明は省きますが、入社時の契約条件と入社後の実情が余りにも異なっていたため短期間で退職したという経緯があります。しかし大人たちは言います。3年は働かないと意味が無い、耐えるのが仕事だ等々。しかし私の意見は逆で、無理なこと、嫌なこと、我慢しかないような環境で良いものが生み出せるはずもありません。それに社会人経験がほぼ皆無の新卒学生が、就活一発で自分に合う環境なんて見つけることは不可能です。また、いきなり契約を反故にするような組織に居たいと思えなかったので思い切って退職しました。


大学時代から今の今まで私のやりたいことっていうのは変わっていません。「多くの人が楽しめるものを発信したい」というものです。メーカー時代は質の良い製品を多くの人に提供することが「楽しめる環境づくり」だと信じていました。しかし、人事や組織の関係で辞めざるを得なくなったため、次は外部にやりたいことができる環境を探すことになります。


そこで考えたのは国家機関。日本全体、もっというと海外にまでも強い影響を与えることができる仕事があり、さらにどの省庁であっても多くの人の生活に関係する行政サービスを提供することができます。その結果「楽しめる環境づくり」を実現させられると思ったわけです。ちなみにネガティブな理由は民間企業を受けにくかったから。第二新卒なんて言葉もまだ流行っていない時期であり経験なんて皆無に等しい状態です。採用しにくいですよね。しかし公務員試験は年齢条件さえクリアすれば平等に受験することが可能です。やりたいこと、できること、双方を満たすので受験勉強を開始しました。


2.勉強開始1年目
1年目と言っても残された期間は多くありませんでしたのですぐに予備校に入り勉強を開始しました。はっきり言って無我夢中に五里霧中に明確な地図もコンパスもないままただひたすらに勉強をしていたような気がします。結論を言うと全敗だったんですが、この結果を反省し理由を考えたところやっぱり「試験の全体像が見えていない」「自信が全く持てていない」ことにつきました。


また、人間関係に翻弄された部分も大きかったと思っています。様々な合格者の体験談やネットの情報、予備校の会報などを読むと「受験仲間は合格への近道」的なことが書かれていました。落ち込んだ時は励ましあい、わからないところは共に教えあうことで双方がレベルアップするんだ。だから仲間は絶対に必要だ! といった内容だったと思います。だから私も積極的に仲間を作り、一緒に昼食を食べたり飲みに行ったり教えあったりとグループで行動することが多かったですね。


しかし、私にとってはこの行動は悪影響以外の何物でもありませんでした。初めは良かったです。孤独から抜け出すことができ、わからないところも教え合うことができました。寂しさを紛らわせるという意味ではかなり良かったです。しかし問題は後半。だんだん相手の行動に合わせるのが億劫になり始めたんですね。勉強なんて自分のペースややり方があります。ストレス発散方法も人それぞれでしょう。でも、グループで動くと誰かが我慢せざるを得ない場面って出てくるんです。そして私は我慢していました。


徐々に蓄積するストレス、集中できなくなってくる不安と苛立ち、出ない成果。。。またグループの人たちの進捗や実績に置いていかれる焦りもあり、試験直前はもう必要以上の不安にさいなまれていました。そしてそんな精神状態のまま試験日を迎えることになるんです。


3.試験本番1年目
結論から言いましょう。裁事、国税、国2、地上と受験しましたが、どの試験も手ごたえを感じることができませんでした。合格するイメージすら全く持てず、6月後半で試験を諦めることにしたほどです。来年もう一度挑戦するか別の道を探すか。答えはすぐには出ません。だから様々な仕事をしてみたんです。選挙応援、プールの監視員、清掃、、、夏の短期バイトですね。公務員試験を一切忘れ、距離を取って別のことに集中することにしました。


4.アルバイトと2年目への決意
そんな中なぜか採用された「ゲーム制作・品質管理」のお仕事に強く没頭してしまったんです。さらに成果もあげ社内でも認められ、この道でやっていけるレールが目の前に用意されるくらいの実績を上げることになります。子どものころから興味のあったテレビゲーム制作のお仕事。さらに発売前の様々なゲームの制作に携わり、時には自分の意見を受け入れてくれる環境もあったので本気でのめり込みました。


でも、一度手を出した公務員試験。合格後の世界は、「多くの人が楽しめるものを発信したい」という仕事上での目標とより大きな組織に入り中の運営方法を自ら学べるという魅力がありました。そして、ゲームの仕事は公務員をもし辞めたときでも就くことはできるけど公務員試験は今しか挑戦できないので、ゲームの仕事のペースを落とし試験勉強の比重を徐々に上げていきました。3月まで同時並行で仕事と勉強をし、4月からは休職し勉強一本でやってきたんですね。


5.試験勉強2年目
ここで私がとった行動は1つ。より楽に自分のペースで学ぶことです。これを実現するため、嫌だと思うことをたくさん書き出しそれらをしないように心がけました。具体的言うと、「煩わしい人間関係」「勉強漬け」「娯楽無」「我慢」・・・こういったことを極力しないよう自分に甘く勉強生活を送るようにしました。


具体的には、自分で決めた休日は勉強はほどほどにして徹底して遊ぶ。休憩はそこそこ取る。仲間はネット上以外は作らず孤独に一人で勉強する。自分に甘く、適度に厳しくゲームをクリアーするかのようにボス(科目)を倒していくような感覚で勉強をしていました。これが功を奏したのかわかりませんが、勉強量も質も高まり、精神的にも安定し驚くようなモチベーションの高まりを感じることができました。


また、ネット上に日々の想いや勉強での考え、仕事に対する姿勢を公開したところ、多くの人が共感してくださり様々なメッセージをいただくこともできました。中には大学教授や専門家からの書き込みもあり、民法の疑問や経済学のよくわからないことをいろいろと教えてくれたりもしました。特に法律の論文の書き方なんて全く分からなかったので、ウェブ上での多くの人のサポートがかなりの助けになりました。


6.試験本番2年目
受験は国家1種から始まり裁判所事務官や国立大学法人を受け国税、国2、地方上級とあります。結果から言うと、国立大学法人以外は全て1次試験合格し、その中でも国家1種が意外なことに最も高得点でした。地方上級は大阪府を受験し難なく1次試験はクリアすることができました。


そして2次試験ラッシュです。当時は大阪に住んでおり、仕事を再開しながら受験に挑んでいたので国家1種は辞退。裁判所、国税、国2、大阪府の面接及び論文試験に注力し、特に面接対策はかなりしっかりとやりましたね。しかし、個人的には国の機関に入りたいと思っていたので大阪府はそんなにやる気が出ず、裁判所もなんか違うなぁと思っていたので志望動機が弱かったのを今でも覚えています。


逆に国税や国2はかなりしっかりと受け答えをすることができましたが結構きつい質問も飛び、合格しているかしていないかといった手ごたえを感じることができませんでした。そして国2の面接後たまたま同じ会場にいた友人と梅田のハワイ料理のお店で情報交換し、きつかったねぇとお互いを慰めつつ官庁訪問や他の面接対策に気持ちを切り替え動き出しました。


7.結果
結果は意外なことに、最も自信のあった国税は不合格で自信が持てなかった国2が最終合格。裁判所や大阪府は2次落ち。結果を見てすぐさま官庁を訪ね面接をしてもらい内定を獲得。長いようで短かった試験勉強生活が終了したわけです。そしてその足でゲーム制作のお仕事へ一直線。入省までの残り少ない期間、最高のゲームを作ってやると意気込み仕事に没頭させていただきました。


思い返すと、全く持ってかっこよくもなくむしろダメな受験生活だったと感じています。それは別に予備校のせいでもなく問題集のせいでもなく受験仲間のせいでもありません。単純に自分の意識や勉強への取り組み方、人間関係のやり方が多分悪かったのでしょう。だから1年目は落ちるべくして落ちたと今では確信しています。


しかし今では本当に落ちてよかったと感じています。だって、ゲーム制作っていう本気で面白いと思えた仕事に携わることができたんですから。今の仕事を辞めてもまたやりたいと思える仕事ができたというのは大きな宝物です。この組織で出会った仲間、スキル、尊敬できる上司の存在は今でも繋がっています。人生どこでどう転ぶかわからないけど、転んだ先に素晴らしいものを見つけることができたのは最高にハッピーだったと思います。


こんなとりとめのない話が参考になるとは思えませんが、きっちりかっちり勉強しなくても私みたいに適当でも合格することができるんだという一縷の希望を感じていただければ幸いです。


この記事が多分2013年最後の更新になると思います。今年の中旬から書き始めたこのブログ、「独学」「筆記試験対策」「面接対策」とカテゴリに分けてある程度読みやすく編集してきたつもりです。ぜひ過去の記事で興味のあるものがあれば読んでみてください。


それでは、今年一年お疲れ様でございました。来年は勝負の年です。後悔しても良いので前向きにやっていきましょう!