【概】最も難しいのは国立大学法人だと思ってる
国家1種から始まり、裁判所事務官、国家2種、国税専門官、地方上級、、、という順番で公務員試験を受ける方は多いと思います。何を隠そう私もそうでした。結果から申し上げると、筆記試験はすべて合格。自慢でも何でもなく、適切に勉強し知識を詰めこむだけ詰め込めば合格はできます。
ただ、この受験の流れの中にある公務員試験に準じた試験の「国立大学法人」試験には歯が立ちませんでした。別にものすごく難しい問題が出されるわけでもなく、採用人数がごく少数というわけでもありません。皆さんが勉強している教養試験の問題が形を変え数値を変え出題されているだけです。
しかし、筆記試験は国立大学法人のみ不合格。実は本命だったのにもかかわらず不合格でした。この結果を分析したところ2つほど理由が見つかったので共有しますね。
1.1次試験合格最低点が高い
先ほども書きましたが、国立大学法人の試験は教養のみです。専門試験はありません。だから、特別に公務員試験の勉強をしている人以外でも合格する可能性がある試験ともいえます。また、教養のみなのでちょっとしたミスが命取りになります。おそらく、合格最低点付近の点数を取っている人はものすごく多く1点の差が合否の境目であるとも言えるでしょう。
さらに、2次試験に残す人を結構絞ると思うので、合格最低点はある程度高くなるんじゃないかと思ってます。専門試験があればこの部分で底上げできたんですが、教養のみだとたまたま苦手な問題が出たりたまたま対策してこなかった分野が出ただけである意味ゲームオーバーです。私も本試験が苦手な分野ばかりたくさん出てたため、試験後はかなり憔悴していた記憶があります。運も重要なのかもしれないですね。
2.国立大学法人用の勉強をあまりしていなかった
試験種によって出題傾向は変わってきます。国家2種で良く問われる問題が裁判所事務官試験では出題されにくい、、、なんてことも多様にあります。そして国立大学法人の教養試験にも癖みたいなものがあるはずです。私は国家公務員試験の勉強を主にやっていたし、国家1種の教養試験で8割以上得点できたんだから国立大学法人の教養試験なんて余裕だろう、なんてことを考えていました。
しかし、試験本番で目にした問題たちはあまり対策してこなかった問題、分野が並んでおり、そこそこの点数はとれたと思うけど合格最低点には届いていませんでした。敵を知るところから試験はスタートする、という基本を忘れていました。
というわけで、国立大学法人を本命に考えている方は、ぜひ予備校や書店で「国立大学法人職員採用試験」の過去問を徹底的にこなし傾向を学び対策を取ってください。今から敵を知るのもいいかもしれません。教養だけだからと言って舐めてかかると私のように痛い目にあいます。それでは勉強頑張ってくださいな!
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