【筆】10月から公務員試験勉強をスタートすると仮定した専門科目の具体的な勉強スケジュール
公務員試験は5択の問題だから運が良ければ合格できるよ! という人もいますがこれは大間違いです。教養試験、専門試験で80問を超える問題数の上に、教養論文試験や専門論文試験なんてものも入ってきます。量が多いんですよ。よほど運が良ければ合格できるかもしれませんが、本気で合格を目指す方はこのような方法はとるべきではないですし、そもそもとらないですよね。
そんな運では太刀打ちできない試験の中で今回は「専門試験」の取り組み方、主に勉強するスケジュールを私の経験をもとに書いてみたいと思います。スケジュール感は今年の10月から勉強を始めるという前提です。
☆スケジュール
とりあえず憲法から始めましょう。なぜなら一番取り組みやすい科目であり、法律科目の基礎中の基礎だからです。具体的な内容などは山のように解説サイトがありますのでここでは割愛します。そして憲法を1か月くらいで全範囲勉強し終えたら「民法」に入ると良いです。民法は3か月くらいを目安に期間を取りましょう。ここでいう「3か月」とは、全範囲を一通り確認するのに必要な期間という意味です。試験問題を解けるレベルに持っていくには、さらに3か月くらい、いやもっと必要かもしれません。
と、文章で書いていても分かり辛いのでちょっとまとめてみました。
<【専門】スケジュール>
主要専門科目の大体のスケジュール感です。私が勉強した際のスケジュールでもあります。法律系は難しい、暗記に時間がかかる、、、という理由だけでなく、将来公務員になってからも役立つ知識であるため、比較的長く時間を取り頭に叩き込むのが良いと思ったので早めに取り組むようなスケジュールにしています。政治学とか社会学なんかは一切使わないので試験後すべての知識を忘れ去っても問題ないです。
あとは勉強に慣れてくる時期が12月以降かなぁと思うので、その時期から複数科目を並列して勉強するようなスケジュールにしています。おそらく、10月から勉強をスタートする方は1日に「憲法」「経済学」「数的推理」「世界史」という4科目やるだけでで精いっぱいでしょう。だからこそ、徐々に慣れさせてこなす科目を増やしていくような感覚でいてください。
上記の勉強に加えて「教養科目」の勉強、そして「面接対策」などやるべきことがたくさんあります。でも、スポーツと同じで勉強も「慣れ」です。1時間すら机に向かって勉強できなかった人も、2か月、3か月と継続して勉強をすることでいつの間にか10時間ずっと勉強していても苦じゃなくなってきます。まだ9月です。本試験まであと10か月くらいあります。今のうちに勉強をどうやるか、という戦略を決めて前向きに動いていきましょう!
- 作者: 長田渚左,深代千之
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