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26歳既卒短期職歴有りの私が経験した公務員試験勉強、面接対策をご紹介します。職歴があっても合格はできる!

【不】ある程度しっかり勉強したが不合格だった方へ送る10月~12月の過ごし方

ソースネクスト 驚速デフラグ

ソースネクスト 驚速デフラグ

 

実は私がそうでした。公務員試験1年目はかなりしっかり勉強したと思っています。毎日10時間以上問題を解いていましたし予備校が発信する様々な情報をしっかりチェックしていました。しかし結果は全て不合格。そもそも、試験日前日に合格するイメージを一切描けず自分の勉強量や知識量に不安があったのも事実です。でも、不合格と言っても全く歯が立たなかったわけではなくあと2点、あと3点レベルだったんです。そのため7月初旬の時点で来年へ向けた勉強をすることをある程度決めました。

 

このように私と同じ状況であれば、10月から12月は比較的勉強から離れても良いと思います。むしろアルバイトや資格試験など、様々な経験をしておくことが結構望ましいかもしれません。でも不安ですよね。ちょっとは試験対策的なことをしていないとモチベーションも途切れちゃいますし。というわけで、10月から12月あたりで試験合格のためにやっておいた方が良いなぁと思うことを3つご紹介します。

 

1.デフラグ

私と同じような状況であれば試験後、頭の中はかなりたくさんの知識が詰まっているはずです。しかし、整理整頓が出来ておらず情報を素早く取り出すノウハウを持っていない状態です。パソコン的に言えば「デフラグ」がなされていない状況。つまり、頭の中の知識を上手く整理し、試験問題に素早く的確にアウトプットする訓練が必要になってきます。そのため、2~3ヶ月は頭を公務員試験モードから切り離し新しい新鮮な刺激を脳に与えてあげる方が良いかもしれないですよ。こうやって頭をデフラグし、再度勉強をスタートさせると経済学の理論や民法の論点が新鮮に感じてきます。おススメ!

 

2.イメージする

ある程度しっかり勉強したのであれば、大体の試験科目や傾向、試験の仕組みが分かっているはずです。そして、どの部分に力を集中させて、どの部分を切り捨てるかがなんとなく見えてきてませんでしょうか? 私の場合は前回も書きましたが、「経済学」「経営学」「民法」「行政法」に力を入れてより完璧にする。「文章理解」「行政学」「国際関係」は無視する。といった感じでおおざっぱにどの科目をどう勉強していくかをイメージしていました。

 

当然得意不得意も考慮に入れた方がいいです。私の場合は「経済学」がかなり得意で「法律系」が苦手でした。そのため、専門科目はこの2つの科目にかなりの時間を割き勉強しましたね。おかげで2年目の試験では経済学と経営学の正答率9割を超えました。行政法も8割程度の正答率でした。ただ民法はダメなままでしたが・・・ このような方法で自分の今後の勉強すべき科目をイメージしておくことは結構重要だと思います。去年と同じような勉強をしていてはダメなんです。だからこそ、徹底して自分の頭の中を整理し、不合格だった試験を反省し、今後どう勉強するかをイメージしてみてください。

 

3.教養科目の持ち駒を増やす

私は文系だったので、数学や物理、化学・・・が全く知らない分野でした。そのため1年目はこういった科目を全て捨てていました。しかし、1年目の本試験の際に数学の問題を見たら中学1年生レベルの問題が出ていて勉強をほとんどしていなかったのにもかかわらず解けてしまいました。つまり、難易度にはかなりの幅があるんです。

 

そのため、数学や物理、化学の勉強を少しずつ始めるよう計画しました。また、全ての範囲を網羅なんて出来ませんから、苦手な理系科目の中でもまだ解けそうな分野のみピックアップしてその部分だけ勉強しました。物理なら摩擦、数学なら二次関数? ま、出ればラッキーって程度ですけどね。結果は国家公務員系では出ず、地方公務員系では2問ほどでました。運っす。

 

取りかかる際は、簡単に気楽にやってみてください。適当でもかまいません。私は理系科目の勉強をかなり適当にやっていました。でも、上手くいけば正解出来るんです。公務員試験の1問はかなりでかいですよ。そんなわけで、参考になれば幸いです。

 

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