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26歳既卒短期職歴有りの私が経験した公務員試験勉強、面接対策をご紹介します。職歴があっても合格はできる!

【面】面接官が横柄な態度をとる組織は面接途中でも帰るべきだ

大卒程度公務員 面接対策ハンドブック 2014年度

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今でも思い出します。とある官庁の面談にて目の前に4人の幹部?っぽい人が面接官として座っていました。そんな面接官は50代の部長クラス。ちなみにキャリア組以外で組織に入った場合、ある程度の人は地方支分部局の課長までは昇進し、その中で数人部長に昇進します。それ以上はキャリア組が座るポジションになるので、部長クラスの人はノンキャリアの中ではかなり出世した部類になります。

 

そんな部長クラスの面接官の対応がダメダメでした。まず足を組んでいる、頬杖をつく、やる気を感じられない気だるそうな服装などなど人として、組織人として、上司としての魅力を一切感じませんでした。むしろ「失礼」な部類です。「君たち、うちに入りたいんでしょ」という態度がかなり鼻についた記憶があります。もしかしたらそういう態度をワザととって相手の反応をチェックしたいのかもしれませんが、私からすると面接という職を決める大切な場でネガティブな印象を、組織を管理する立場の人間から感じるならそんな組織は願い下げです。当然辞退しました。

 

圧迫面接、わざと聞いてないふりをする面接、人事の対応があまりにもダメな組織などなどは、初めから選択肢に入れるべきでないと思います。確かに圧迫面接などは相手のストレス耐性を判断するという名目上の理由があるかもしれません。しかし、相手を仲間候補として丁重に扱い、双方の意見をしっかりと突きつけあってから「お互い」が相手のことを判断するというのが面接の正しい在り方です。人格否定や適当な対応をされるのであればその組織はしょせんその程度でしかないわけです。入社したいと思ってる組織と対話する場面なんて面接といった1時間程度の時間しかないわけなので、その貴重な時間の中でネガティブな印象を持ってしまったら、その感情に正直に行動すべきだと思います。

 

また、面接や採用の仕事を10年も20年もやっている人は官庁訪問では確実に出てきません。つまり案外適当に判断されているのが現状です。民間企業であれば入社以降人事職しか経験してません、なんて人はたくさんいますが役所ではこういう人はあまりいないと思います。役所の人事は基本的に「ゼネラリスト」を養成するのが基本であり、人事2年→不動産管理3年→税金徴収2年→総務2年→人事(厚生)3年・・・という感じで様々な仕事を短期間にころころ転がされて担っていくんですね。確かどこかの自治体の説明会でこんなことを聞きました。

 

だからこそ、相手の態度をこと細かくチェックしましょう。態度、対応が心地いいなって感じるとそれは「採用に力を入れており、さらに仲間を迎えたいと本気で考えている組織」だと判断できます。そういう組織を見つけて訪問、面談に力を入れてみるといいと思います。

 

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