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【実】高い給料を貰うならどの種類の公務員になれば良いか?

国家公務員の給与〈平成24年版〉―その仕組みと取扱い

国家公務員の給与〈平成24年版〉―その仕組みと取扱い

 

公務員の給料ってどんな感じ? なかなか分からないですよね。すべて法令に記載されているとはいえ複雑すぎてよく分からないものです。まるで判断推理のようなパズルを解き明かすような手順で給与を決めていきます。この制度を考えた人ってパズル王になれると思います。

 

そんな給与について簡単に言うと、採用されたときに全員平等の給与を設定され、その後経験年数によって全職員が平等に昇級していく仕組みです。採用前に業務経験等あればその分規定により加算されますが、ほぼ横並びで平等に給料が上がっていきます。逆に言うと、仕事の能力が素晴らしく高くても著しく低くても給与は変わりません。

 

国家公務員の場合であれば、経産省や文科省といった一般的な行政事務を担う組織に入ると「行政職(一)」という給与テーブルが適用されます。横軸が級、縦軸が号俸。2級20号俸という給与を設定されたら、給与の表の中から横軸2級、縦軸20号俸のセルに載ってる金額を支給するわけです。国家公務員の大半は「行政職(一)」を適用されていますね。

 

しかし国家公務員にも様々な職種があります。例えば税金徴収を専門的に行う「国税専門官」であれば「税務職」という給与テーブル、「航空管制官」という特殊な技術が必要な職種であれば「専門行政職」という給与テーブルが適用されます。警察や公安関係の仕事であれば「公安職」っていう給与テーブルだったかな。これらの給与テーブルの種類は結構たくさんあるので興味があれば調べてみてください。

 

そしてここからが本番。給与が最も高く設定されているのってどれでしょうか?

 

調べたわけではありませんが、「専門行政職」や「税務職」は「行政職(一)」よりも高く設定されています。当然「公安職」も「行政職(一)」よりは高いです。具体的にいくら高いのかは様々なケースがあるので何とも言えませんが、同じ時期に入った税務職の人と行政職(一)の人との給与の差は結構あったのは事実です。

 

良い給与を求めて公務員になりたいと思っているんじゃない! と思われている方も多いとは思いますが、今後生活していく上で給与って結構大切になってきますので、こういう視点で就職先を考えるのも良いのかなと思います。

 

給与小六法 平成25年版

給与小六法 平成25年版