【筆】試験勉強に仲間は必要か?
- 作者: 南壮一郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/03/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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公務員試験は半年から1年以上徹底的に勉強しないと合格できない試験です。長い期間を自習室という閉鎖された空間内で毎日毎日問題を解いて解いて解きまくって頭に詰め込んでいきます。はっきり言って苦痛です。途中から多少快感に変わることもありますが基本的には苦痛の受験勉強を乗り越えなければ合格はできないタイプの試験です。
そんな中、大手公務員試験予備校のパンフレットや掲示板などで謳われているのが「受験仲間を作ろう」という文言です。お互い勉強を教え合ったり競いあったり、時には慰めあったりと辛い勉強を長く続けるためには同じ目標を持つ仲間がいるほうがいい、ということでしょう。私はこの意見には概ね賛成です。
しかし私はこの方法を一切取らず、ずっと1人で勉強していました。なぜなら1人が最も心地いいと感じたからです。休憩時間に受験仲間と遊んだり会話したりして気持ちを紛らわせることも良いと思います。しかし私は自分の勉強のペースを崩されるが嫌な人です。自分のタイミングで勉強し休憩したいと思っていました。その日の気分によって誰とも絡みたく無いって時もありました。さらに勉強は自分1人でするものだと思っているのでここはワガママに動きたかったわけです。だからずっと1人で行動していました。
こう書くとかなり孤独に戦っていたように見えますがそんなことはありません。受験時代もブログをやっていましたし、毎日の勉強や気づいたこと、辛いこと、わからないことなどを本音で書いていました。するとどうでしょう、同じ境遇の皆様からいろいろとコメントをいただけるようになりました。さらには法律の専門家や経済学の専門的な知識を持っている方からも書き込んで頂くことができました。私が民法でどうしてもわからないことがあった時も、ブログに書き込めば素晴らしい解説を書いてくれたこともあります。現実世界では孤独な戦いでしたが、ひとたびネットの世界へログインすればそこには多くの仲間やサポーターがいました。
ここで始めの質問に戻ります。「試験勉強に仲間は必要か?」。答えは簡単、「必要」です。しかし、それは現実世界に限定するものではありません。自分の性格や勉強のやり方をしっかりと把握し、最も心地いいと思える方法を選んでください。誰かと一緒に行動するのがめんどくさいと感じるのであれば1人で行動するのがいいと思います。しかし1人では耐えられないと思うなら仲間を作ればいいでしょう、そして私のようにブログなどでサポーターや仲間と交流するのも良い方法かもしれません。
ぜひ、貴方自身が最もやりやすいと思える方法で公務員試験に挑んでください!
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