教養論文試験を侮ってはいけない
地方上級・国家一般職[大卒]・市役所上・中級 論文試験 頻出テーマのまとめ方 2014年度
- 作者: 吉岡友治
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2013/03/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
公務員試験の数ある科目の中で案外軽視しているものがあります。それが「教養論文」。そこまで対策しなくてもある程度文章を書くことが出来るんじゃないかって思いがちです。しかし、これについてはしっかりと対策していかないと痛い目を見ることがあります。
出題される内容は、教育問題から公害、保育、少子高齢化、災害対策、環境問題・・・とかなり幅広く出てきます。それを事実のデータを元に対策案を述べ、論理的に説得できる内容じゃないと良い点数は取れません。また、様々な話題と根拠数値を予め知っている必要があります。そんな知識と論理で1200文字程度埋めないといけないんです。
と、色々難しそうに書いてきましたが実際はそんなに難しいものではありません。要は「慣れ」です。出題パターンなんて本にいくらでも載っています。また、それぞれのテーマを論じる際の目次を暗記しておけば話を膨らますことが出来ます。5段落構成にするなら、1つ目に結論を持ってきて2つ目に根拠1、3つ目に根拠2と続けていけばいいわけです。そして最後の段落でまとめと結論を書けば良いんじゃないでしょうか。初めと終わりがしっかり書けていれば評価されやすいですね。
そして、このように「慣れる」ためには良質な教養論文の回答例にたくさん触れる必要があります。例えば実務教育出版から出ている「論文試験頻出テーマのまとめ方」は最高の書籍です。私の場合、就職後も社会情勢を正しく論じることが出来るようにするために購入して読んでるくらいです。さらに過去の出題例が国、自治体などなど豊富に載せられています。様々な教養論文対策本を読んできましたが、これに勝る本に未だに出会ったことがありません。
というわけで、たくさんの良質な回答例を読み込み、さらに自分でも書いてみるようにしてください。予備校がやっている公務員試験模試で力を試しても良いと思います。大切なのは2点。良質な回答例を読むこと、そして自分で書いてみて評価を受けることです。おろそかにせず、試験日の2ヶ月前くらいから取り組んでみてください!
- 作者: 吉井英二
- 出版社/メーカー: 必勝倶楽部
- 発売日: 2012
- メディア: テキスト
- この商品を含むブログを見る