多量の科目をどんな順番で勉強すれば良いか?
- 作者: 公務員試験対策室
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2009/12/25
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公務員試験は30科目以上ある膨大な量の過去問を効率的に学び試験日にアウトプットしなければいけません。しかし、なかなかそれらを効率的に勉強する方法ってわからないですよね。そんなわけで、私が受験生時代にやっていた勉強の順番を参考までにお話しします。
1.数的・判断(5問)
2.人文科学(5問以上)
3.自然科学(5問以上)
4.マクロ・ミクロ経済学(どちらかを10問程度)
~お昼休み~
5.民法Ⅰ・Ⅱ(1日交替)
6.マクロ・ミクロ経済学(午前中にやっていない方を10問程度)
7.行政法(10問程度)
8.政治学(10問程度)
9.経営学(10問程度)
10.社会学(10問程度)
11.会計学(10問程度)
12.財政学(10問程度)
13.憲法論文(1日1論点)
14.時事(10問程度)
という順番で勉強していました。そして、毎日解いた問題数を記録していました。
ではまず午前中について解説していきます。午前中に教養科目を集中させています。その理由はその日1日の勉強に勢いをつけるためです。やっぱり10時間程度勉強しますので、モチベーションを管理しないといけないわけです。だからこそ、ある程度難易度の低い科目を始めにこなすことで「自分は出来る」というマインドコントロールをしてみたわけです。その後に経済学という比較的得意な専門科目をこなし、午前中を終えます。
昼食を終え午後からはいきなり民法の勉強から始めます。あまり好きじゃない上に複雑な科目なので、午後の一発目といった早い段階で終わらせていました。また、私自身最も苦手としていた科目なので十分時間の取れる早い時間帯に設定したわけです。その後得意科目の経済学を解き、政治、経営といった覚える系の専門科目をこなし、国税用の会計学に取り組むといった流れです。
あれ、憲法は? と思われた方もいると思いますが、憲法の択一をある程度勉強し終えれば「憲法論文」の勉強に移っても良いと思います。そこで学んだ知識が即択一試験の対策になります。こういった専門論文や教養論文の対策方法については今度ご紹介したいと思います。
そして最後に「時事」。教養試験でも専門試験でも「時事」さえ頭に入っていればかなり得点できます。行政学や財政学なんてほぼ時事だと思います。教養試験も時事問題を知っていればかなり有利です。実務教育出版から出ている「速攻の時事」を徹底的にやり込みました。
というのが一日の勉強の流れです。一日の勉強量の目安は大体150問くらいに設定していました。これを下回ることがないよう勉強していましたね。
でも大切なのは問題数をこなすことが目的ではなく、しっかりと頭に詰め込むことが目的です。暗記すれば合格出来ます。というわけで、上記スケジュールを参考にしていただければ幸いです。
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