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26歳既卒短期職歴有りの私が経験した公務員試験勉強、面接対策をご紹介します。職歴があっても合格はできる!

役所内の実態 ~公務員に向いている人・向いていない人~

公務員試験 学習スタートブック 31年度試験対応 (受験ジャーナル特別企画 1)

公務員試験 学習スタートブック 31年度試験対応 (受験ジャーナル特別企画 1)


久しぶりに書きます。今回の内容は「公務員に向いている人、向いていない人」


元公務員の私自身のことを分析するとまさに「公務員に極端に向いていない人」でした。仕事内容から組織の構造、雰囲気、暗黙の制度的なものなどなど拒絶反応を感じるほど無理でした。さっさと辞めたほうが良かったとすら思っています。


しかし、逆にジャストフィットする人も必ずいるんです。


というわけで、今回はどんな人が「公務員に向いているのか」を私の独断と偏見でかなり極端にご紹介させていただきます。



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<目次>
1.体育会系組織に疑問を感じない人
2.上司の言うことは正しいと本気で思える人
3.理不尽さに耐えられる人
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1.体育会系組織に疑問を感じない人
役職が同じだけど年齢が上であれば採用年次に関わらず敬われます。逆に言うとこういう年齢や役職に神経質なほどこだわり上下関係といった構図を設定し仕事から飲み会といった場面で立ち回る体育会系なマインドや資質は必須だと言えます。


私のことを言うと、新卒で入ったわけではないので同じ役職でも他の人よりも経験年数は浅いんですが、年齢が高い分必要以上に敬われました。飲み会で真っ先にビールを注がれたり恭しく敬語で接されたり・・・


公務の現場に限ったことではありませんが、こういった徹底的な体育会系風土が好きな人、慣れている人、心地いいと感じる人は公務員への適性が高いと言えます。逆にこういう風土が合わない人は間違っても公務員になってはいけません。


私自身の感覚やマインドを言うと、同じ組織に属しているんだったら年齢や役職に関係なく同じように接すればいいと思っています。役職は単なる役割にすぎません。部長はその部を統括するという役割を持った人であり、社長は会社全体をマネジメントする役割を持った人に過ぎません。組織に属する人全員が何かしら役割を持っているだけなんです。年齢なんて、数年早く生まれたか遅く生まれたか、だけの問題です。



2.上司の言うことは正しいと本気で思える人
こういう気持ち悪い考え方を容認できる人は公務員への適性が高いと言えます。明らかに違う、どう考えても規定と反するしおかしいと言えることであってもより役職が高い人が「やれ」と言えばそれが正しくなくてもやる必要があります。そして規定上正しくなるようにうまく調整し丸く収めるのが下の重要な仕事だったりもします。


安倍総理婦人と森友学園の土地問題で近畿財務局が槍玉に挙げられていましたが、あれもまさにこれ。明らかにおかしいことでも上から言われたら実行しないと逆に処分されたり立場が著しく悪いポジションへ異動させられるなんてことにもなります。ハッキリ言って馬鹿げてますしくだらないし理不尽です。でも、そんな状況下にあっても淡々と従うことができる人こそが公務員適正があると言えます。


私は役職とか経験にこだわらず違うことは違うと言えること、間違っていると思われるものについては間違っていると発言できる風土が好きです。というか、そうしないと組織全体の成長は無いと思っています。なので、こういう考えは気持ち悪いので本気で反発したこともあります(ホント向いていなかったなぁ・・・)。その結果宮崎県へ左遷させられかけましたけどね。しかし、下っ端の私がいくら反発しようがいつの間にか上の方でうまく帳尻が合わさっているのを見て、こういう調整業務を今後やる必要がある仕事なんて絶対嫌だ、と本気で感じました。


と、だらだら書いていますが、「上の言うことは正しい」という考えは公務員には求められているマインドでもあるんです。公務員に採用されると採用権者という採用の決定権を持っている人の前で宣誓書的な文章を読まされるんです。この中に確か「上司の言うことに従い・・・」というのがあったような。なので、上司の言うことについてはある程度無条件で従う必要があるんです。なぜなら上司の命に従うことを採用時に宣誓しているからです。だから、そもそも反発することは宣誓内容に反するため公務員としてはNGな行為だったりします。


私のように反発したり疑問を呈したり、と反逆的な行動を考えるだけでなく取っちゃう人は間違っても公務員なんかになっちゃいけません。ストレスでやばいことになりますよ。



3.理不尽さに耐えられる人
基本役所内も役所外も理不尽の塊です。電話を取れば一般市民の方から「殺すぞ!」と過激なご意見をいただくこともあります(私は30回ほど殺されかけてますね)。役所内でも、仕事をしない・できないけど顔と声だけは大きい中年職員の対処や、自分の与えられている以上の仕事を強制されるなんてことは往々にしてあります(経理関係の仕事なのに、許認可関係の費用計算なんて仕事を無理くりやらされることもしばしばありました)。


また、仕事をいくら頑張ろうがサボろうが給料は変わりません。評価システムが無いんです(一応あるけど機能してない)。また、昇給や賞与のランクも全員平等に与えられます。私よりはるかに仕事ができないし周りからもお荷物扱いされてる後輩も、大学院卒業のため初任給時点で私より給料が上。さらに、仕事ができないから重要なポジションには異動させられず転勤も拒否していたため、環境としてはのんびり仕事をしているわけです。方や私は入省後3年位は理想を追い求めていたので、ひたすら改善したりより難易度の高い仕事を求めて異動希望先を上司に率先して上申していました。

でも、給料は私のほうが下。賞与や昇給のランクも下手すると私のほうが低い評価で支払われていました。こんな理不尽は嫌ですよね?別に自分の能力が高いなんて言うつもりはありません。でも、ある程度は評価されていましたがそれが給与で返ってくることはないんですよ、役所のシステム的には。


こういう理不尽は他にも山のようにあります。民間企業でもあまり変わらないかもしれませんが、役所はとにかくこういう実態は山程あります。なので再度聞きます。「理不尽さに耐えられますか?」。耐えられるなら受験しても良いと思います。



以上3点が公務員に向いている人かなと、経験上判断します。本音を言うと、優秀な人は公務員になってほしくありません。優秀な人を上手く活躍させる仕組みは役所には無いからです。なので、この3点を読んで「あれ、違うなぁ」と思ってくれる人が一人でも多く出てきてくれることを私は望みます。


地方上級 教養試験 過去問500 2019年度 [大卒用] (公務員試験 合格の500シリーズ6)

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市役所上・中級 教養・専門試験 過去問500 2019年度 (公務員試験 合格の500シリーズ9)

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【訪問】官庁訪問に行ったら何をやらされるの?

公務員試験 面接・官庁訪問 攻略の秘策 2019年度採用

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前回に引き続き官庁訪問について書きます。

官庁訪問というのは実に様々な形態があります。なぜかというと、人事院面接が終わり最終合格していないと「採用面接」ができないみたいだからです(予備校でこんなことを聞きました)。だから名前こそ違えどやってることは同じという現象が結構起きています。

 

では具体的にやっていること、私が経験したことを書きましょう。

 

1.面談(面接ではない、、、という詭弁、と予備校講師談)

2.説明会(と称した応募者チェック)

3.職場見学(勤務地を実際に見せてもらう)

 

こんな感じでした。

 

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【訪問】官庁訪問体験記~1次試験合格後の話~

公務員試験 現職人事が書いた「面接試験・官庁訪問」の本 2019年度

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国家総合職や一般職の1次筆記試験に合格すると次は「官庁訪問」と呼ばれる就職活動に挑みます。私は当時「国家Ⅱ種」という試験の官庁訪問を経験しました。そのときの流れってのを書いてみます。

 

まず、1次試験に合格すると合格通知が来ます。中には確か合格通知と人事院面接の日程、募集している官庁の一覧表みたいなものが入っていたような・・・ そして、合同官庁説明会の日程に関する通知もありました。これが重要です。この合同官庁説明会というのは結構広めのホールで、募集する官庁の採用担当者が15分程度説明を行うイベントですね。ここで初めて各官庁の仕事内容やパンフレット等を貰います。お目当ての官庁がある方はその回だけ来ればいいし、迷っているのなら全官庁の説明を聞けばいいと思います。私は全部聞きました。

 

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【概】試験本番当日ってどんな感じなの?

公務員試験 社会人基礎試験[早わかり]問題集 2019年度 (早わかりブックシリーズ)

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そろそろ自分が公務員試験を受けるんだ、という確固たる意志が出来てきたころではないでしょうか? 去年から勉強をしている方々にとっては専門科目や教養科目を複数教科もうすでに学び終わり、現在は問題演習に明け暮れているかと思います。1月から始めた方々は、教養科目や専門科目の数に押しつぶされてしまいそうになりながらも徐々に確実に勉強を進めておられるところでしょう。


でも、いくら勉強をしてもなかなかイメージできないこと、それは試験当日の雰囲気や気分、午前中と午後の感じなどなど。まぁ、試験会場もまだ決まってないので分かりようが無いとも思いますが、それでもある程度当日の状況を知っておくことはプラスになると思います。


というわけで今回は、試験当日の言葉にしにくい雰囲気や心境の変化を私の経験をもとに書いていきましょう。

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【概】敵の出現日時まであと何日あるか? これをシビアに考えよう!

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!!


いやー、年が明けてしまいました。今日から、というよりももう既に受験生のみなさんは勉強に打ち込んでおられることでしょう。敵は後5ヶ月後くらいに現れます。それまでに攻撃力を高め防御力を固めて自信を持って挑めるようにしてください!


そういえば去年の暮に1月から3月までの勉強方法についてまとめました。1月から勉強を始めるのであればこのようにするほうがいいんじゃないか?という自分の経験談をまとめたものです。大多数の皆様に受け入れられるもの、というよりは使える所があれば使ってくださいというスタンスで書いています。ま、自分でペースを考え行動することもある意味必要なことなので、話半分に読んでいただければなぁと思っています。


で、今回は何を書こうかなぁと考えたところ、やっぱり大切な「スケジュール」について言及したいですね。敵の出現日時はいつで、今日から出現日時まで何日あるのか? 逆算してどの科目をどれだけの時間勉強に費やせるのか。そろそろシビアに考える必要が出てきます。


そして科目ごとに大まかな勉強必要時間ってのもあります。経済学は2ヶ月くらい。民法も同じくらいでしょう。憲法は半分くらい。個人差がありますが、経済や民法は時間をかけないと解けるようにならない科目であることは間違いありません。


また、人文や社会科学、自然科学も暗記科目なので必然的に時間がかかります。このことも考慮に入れつつ専門科目の暗記に取り組む必要も出てきます。そうこう考えているうちに、1日の勉強時間は10時間〜13時間程度に膨れ上がります。私も10時間は最低でもやっていました。慣れです。慣れれば全く気になりません。むしろ、慣れてしまえば勉強しないことが気持ち悪くなってきます。


といったわけで、スケジュールと試験日から逆算した勉強可能日数、こういったことを少しずつ考えながら勉強をしてみてください。これを考えることで、勉強しそこねる科目を減らせることになります。


さて、2014年も始まったばかりです。試験勉強、まだ時間はありますのでぜひぜひ前向きに取り組んでください!

【概】年末なので私の公務員試験受験時代について赤裸々に語ります

あと1週間弱で今年が終わります。このブログを見ていただいている公務員試験受験生の皆さんも無理せず自分のペースで勉強してくださいね。。。とアドバイス的なことを書いてしまいましたが、今回はもう年末なので自分の受験していた頃のことを思い出しつつ赤裸々に書いてみようかなぁという気分になりました。


決してかっこよくもなくただ泥臭いだけの2年間。運と勘に支配された筆記試験と面接試験。重くて逃げだした無用の人間関係。全ての人間関係を断ち0からリスタートした公務員試験勉強。皆さんの参考になるかどうかはわかりませんが、こんな受験生もいたんだということを勉強の休憩時間にでも眺めてみてください。


1.退職〜勉強開始前
大学を卒業しとあるメーカーで営業をやっていました。ここでの説明は省きますが、入社時の契約条件と入社後の実情が余りにも異なっていたため短期間で退職したという経緯があります。しかし大人たちは言います。3年は働かないと意味が無い、耐えるのが仕事だ等々。しかし私の意見は逆で、無理なこと、嫌なこと、我慢しかないような環境で良いものが生み出せるはずもありません。それに社会人経験がほぼ皆無の新卒学生が、就活一発で自分に合う環境なんて見つけることは不可能です。また、いきなり契約を反故にするような組織に居たいと思えなかったので思い切って退職しました。


大学時代から今の今まで私のやりたいことっていうのは変わっていません。「多くの人が楽しめるものを発信したい」というものです。メーカー時代は質の良い製品を多くの人に提供することが「楽しめる環境づくり」だと信じていました。しかし、人事や組織の関係で辞めざるを得なくなったため、次は外部にやりたいことができる環境を探すことになります。


そこで考えたのは国家機関。日本全体、もっというと海外にまでも強い影響を与えることができる仕事があり、さらにどの省庁であっても多くの人の生活に関係する行政サービスを提供することができます。その結果「楽しめる環境づくり」を実現させられると思ったわけです。ちなみにネガティブな理由は民間企業を受けにくかったから。第二新卒なんて言葉もまだ流行っていない時期であり経験なんて皆無に等しい状態です。採用しにくいですよね。しかし公務員試験は年齢条件さえクリアすれば平等に受験することが可能です。やりたいこと、できること、双方を満たすので受験勉強を開始しました。


2.勉強開始1年目
1年目と言っても残された期間は多くありませんでしたのですぐに予備校に入り勉強を開始しました。はっきり言って無我夢中に五里霧中に明確な地図もコンパスもないままただひたすらに勉強をしていたような気がします。結論を言うと全敗だったんですが、この結果を反省し理由を考えたところやっぱり「試験の全体像が見えていない」「自信が全く持てていない」ことにつきました。


また、人間関係に翻弄された部分も大きかったと思っています。様々な合格者の体験談やネットの情報、予備校の会報などを読むと「受験仲間は合格への近道」的なことが書かれていました。落ち込んだ時は励ましあい、わからないところは共に教えあうことで双方がレベルアップするんだ。だから仲間は絶対に必要だ! といった内容だったと思います。だから私も積極的に仲間を作り、一緒に昼食を食べたり飲みに行ったり教えあったりとグループで行動することが多かったですね。


しかし、私にとってはこの行動は悪影響以外の何物でもありませんでした。初めは良かったです。孤独から抜け出すことができ、わからないところも教え合うことができました。寂しさを紛らわせるという意味ではかなり良かったです。しかし問題は後半。だんだん相手の行動に合わせるのが億劫になり始めたんですね。勉強なんて自分のペースややり方があります。ストレス発散方法も人それぞれでしょう。でも、グループで動くと誰かが我慢せざるを得ない場面って出てくるんです。そして私は我慢していました。


徐々に蓄積するストレス、集中できなくなってくる不安と苛立ち、出ない成果。。。またグループの人たちの進捗や実績に置いていかれる焦りもあり、試験直前はもう必要以上の不安にさいなまれていました。そしてそんな精神状態のまま試験日を迎えることになるんです。


3.試験本番1年目
結論から言いましょう。裁事、国税、国2、地上と受験しましたが、どの試験も手ごたえを感じることができませんでした。合格するイメージすら全く持てず、6月後半で試験を諦めることにしたほどです。来年もう一度挑戦するか別の道を探すか。答えはすぐには出ません。だから様々な仕事をしてみたんです。選挙応援、プールの監視員、清掃、、、夏の短期バイトですね。公務員試験を一切忘れ、距離を取って別のことに集中することにしました。


4.アルバイトと2年目への決意
そんな中なぜか採用された「ゲーム制作・品質管理」のお仕事に強く没頭してしまったんです。さらに成果もあげ社内でも認められ、この道でやっていけるレールが目の前に用意されるくらいの実績を上げることになります。子どものころから興味のあったテレビゲーム制作のお仕事。さらに発売前の様々なゲームの制作に携わり、時には自分の意見を受け入れてくれる環境もあったので本気でのめり込みました。


でも、一度手を出した公務員試験。合格後の世界は、「多くの人が楽しめるものを発信したい」という仕事上での目標とより大きな組織に入り中の運営方法を自ら学べるという魅力がありました。そして、ゲームの仕事は公務員をもし辞めたときでも就くことはできるけど公務員試験は今しか挑戦できないので、ゲームの仕事のペースを落とし試験勉強の比重を徐々に上げていきました。3月まで同時並行で仕事と勉強をし、4月からは休職し勉強一本でやってきたんですね。


5.試験勉強2年目
ここで私がとった行動は1つ。より楽に自分のペースで学ぶことです。これを実現するため、嫌だと思うことをたくさん書き出しそれらをしないように心がけました。具体的言うと、「煩わしい人間関係」「勉強漬け」「娯楽無」「我慢」・・・こういったことを極力しないよう自分に甘く勉強生活を送るようにしました。


具体的には、自分で決めた休日は勉強はほどほどにして徹底して遊ぶ。休憩はそこそこ取る。仲間はネット上以外は作らず孤独に一人で勉強する。自分に甘く、適度に厳しくゲームをクリアーするかのようにボス(科目)を倒していくような感覚で勉強をしていました。これが功を奏したのかわかりませんが、勉強量も質も高まり、精神的にも安定し驚くようなモチベーションの高まりを感じることができました。


また、ネット上に日々の想いや勉強での考え、仕事に対する姿勢を公開したところ、多くの人が共感してくださり様々なメッセージをいただくこともできました。中には大学教授や専門家からの書き込みもあり、民法の疑問や経済学のよくわからないことをいろいろと教えてくれたりもしました。特に法律の論文の書き方なんて全く分からなかったので、ウェブ上での多くの人のサポートがかなりの助けになりました。


6.試験本番2年目
受験は国家1種から始まり裁判所事務官や国立大学法人を受け国税、国2、地方上級とあります。結果から言うと、国立大学法人以外は全て1次試験合格し、その中でも国家1種が意外なことに最も高得点でした。地方上級は大阪府を受験し難なく1次試験はクリアすることができました。


そして2次試験ラッシュです。当時は大阪に住んでおり、仕事を再開しながら受験に挑んでいたので国家1種は辞退。裁判所、国税、国2、大阪府の面接及び論文試験に注力し、特に面接対策はかなりしっかりとやりましたね。しかし、個人的には国の機関に入りたいと思っていたので大阪府はそんなにやる気が出ず、裁判所もなんか違うなぁと思っていたので志望動機が弱かったのを今でも覚えています。


逆に国税や国2はかなりしっかりと受け答えをすることができましたが結構きつい質問も飛び、合格しているかしていないかといった手ごたえを感じることができませんでした。そして国2の面接後たまたま同じ会場にいた友人と梅田のハワイ料理のお店で情報交換し、きつかったねぇとお互いを慰めつつ官庁訪問や他の面接対策に気持ちを切り替え動き出しました。


7.結果
結果は意外なことに、最も自信のあった国税は不合格で自信が持てなかった国2が最終合格。裁判所や大阪府は2次落ち。結果を見てすぐさま官庁を訪ね面接をしてもらい内定を獲得。長いようで短かった試験勉強生活が終了したわけです。そしてその足でゲーム制作のお仕事へ一直線。入省までの残り少ない期間、最高のゲームを作ってやると意気込み仕事に没頭させていただきました。


思い返すと、全く持ってかっこよくもなくむしろダメな受験生活だったと感じています。それは別に予備校のせいでもなく問題集のせいでもなく受験仲間のせいでもありません。単純に自分の意識や勉強への取り組み方、人間関係のやり方が多分悪かったのでしょう。だから1年目は落ちるべくして落ちたと今では確信しています。


しかし今では本当に落ちてよかったと感じています。だって、ゲーム制作っていう本気で面白いと思えた仕事に携わることができたんですから。今の仕事を辞めてもまたやりたいと思える仕事ができたというのは大きな宝物です。この組織で出会った仲間、スキル、尊敬できる上司の存在は今でも繋がっています。人生どこでどう転ぶかわからないけど、転んだ先に素晴らしいものを見つけることができたのは最高にハッピーだったと思います。


こんなとりとめのない話が参考になるとは思えませんが、きっちりかっちり勉強しなくても私みたいに適当でも合格することができるんだという一縷の希望を感じていただければ幸いです。


この記事が多分2013年最後の更新になると思います。今年の中旬から書き始めたこのブログ、「独学」「筆記試験対策」「面接対策」とカテゴリに分けてある程度読みやすく編集してきたつもりです。ぜひ過去の記事で興味のあるものがあれば読んでみてください。


それでは、今年一年お疲れ様でございました。来年は勝負の年です。後悔しても良いので前向きにやっていきましょう!

【筆】1月、2月、3月の公務員試験勉強法

今年も早いものでもう12月の中旬。あと約2週間で今年が終わります。でもまだまだ年末にかけてイベントなど楽しいことは目白押し。思う存分楽しんで悔いの残らない2013年にしてください。


そんな中、「そろそろ勉強しないとヤバイ!」「やっぱり公務員目指そう」「学業や仕事もひと段落したし、1月から勉強スタートするか」とお考えの方も多いのではないかと思っています。大丈夫です。まだ十分間に合います。ただ、今年の7月や8月から勉強をスタートさせている人たちに比べてかなり勉強量や暗記量は少ないはずなので、量を効率的にこなすことが最も大きな課題となります。


では本題。1月、2月、3月をどう過ごすか。その具体的な方法を書いていきたいと思います。


1月
教養科目は世界史や地理、生物、思想といった暗記すれば何とかなる科目を重点的にこなしてください。また、世界史は最も早く手を付けてください。なぜなら、あとあと専門科目で政治学や経営学を勉強しますが、その際にかなり役立つ知識がたくさん入っています。世界史を中心に人文科学、自然科学、社会科学の暗記科目をまずは攻めましょう。


数的推理系は1月から試験日の前日まで毎日最低10問は解き続けてください。畑中敦子の数的推理を信じてとにかく毎日10問以上。やればやるほど得点化する、というよりもやらないと点数にもなりません。


専門科目は憲法と経済学はマスト。民法と行政法は可能であれば手を出してください。割合的には憲法と経済学を8、他は2くらいで結構です。ここで法律系科目の基本である憲法を徹底して学び、得点源の経済学を1か月で半分以上やってください。経済学はミクロとマクロがありますが、どちらか一つは1か月で全範囲を一通りこなせれば十分かと思います。理解することよりも、まずは全範囲をざっとこなしてください。


そして社会系専門科目を1つピックアップしスーパー過去問ゼミを解き始めてください。社会学、政治学、経営学といった科目ですが、好みで選んでもいいと思います。個人的には経営学がこの中では簡単かと思っています。社会学や政治学は年によって難易度のばらつきが激しいみたいなので、比較的安定している経営学をまず勉強するってのはもしかしたらよい選択なのかもしれません。


論文はまだ手を付けなくてもいいと思います。ぶっちゃけ4月からでも間に合います。時事は「速効の時事」が発売されてからで十分です。


面接対策は気合を入れて1月からやりましょう。自己PRと志望動機。なんで公務員になりたいか。これくらいは考えておいてください。あわよくば文章化できれば最高です。これが出来ているだけで精神的にかなりリラックスできるので、ぜひ1月から取り組んでくださいね。


2月
1月に手を付けた教養科目の総復習。それ以上を多分無理だと思いますので、1月にインプットした知識を定着させてください。定着方法は過去問を繰り返し解くこと。私はウォーク問っていうLECが出してる問題集を7周くらいやりこみました。3か月以上かかりますが。。。


専門科目は進捗具合によって戦略を変えていく必要があります。憲法は余裕。ほぼ全部こなせた、という方はすぐに民法と行政法に移ってください。私の経験で恐縮ですが、民法は勉強した量が得点化したように感じています。行政法はある一定量勉強するといきなり行政法が分かり始めます。ある一定量までの勉強ははっきり言って苦痛です。わけがわからない法律文を四苦八苦しつつ読む必要がありますが、いつの間にか分かり始め、得点源になっているというのが行政法って科目です。あきらめずに取り組んでください。


経済学はミクロを1月にやったのであれば2月はマクロ。その逆もしかり。使う記号やグラフが変わるだけです。そんなにびっくりするような難しいものでもありません。2月は1月にやった経済学の復習(問題集の演習)と新しい分野のインプットを徹底すれば大丈夫かと思います。


そして社会系専門科目。2つ目突入しましょう。私は社会学、政治学、経営学全部やりましたが、時間と自分のキャパ次第で勉強料はコントロールしてください。勉強方法は問題集を解きまくること、そして科目内に出てくる人の名前と本の名前、理論の名前等々をリンクさせて暗記する、これだけで選択肢をいくつか消すことができます。要はこの科目の問題構成って、人の名前と理論をバラバラにして5択にしてるようなものです。5つの選択肢のうち1つだけ人の名前と理論が一致しているものがある、というパターンが多いのでまずは暗記してください。


3月
そろそろ速効の時事が発売される頃です。買って最低10周やりこんでください。また、財政学のスーパー過去問ゼミもこの時期に発売されますので、出たらすぐに買って解きまくってください。財政学は経済学の基本ができていれば余裕です。計算問題は経済学に毛が生えた程度。計算問題以外の部分は暗記で大丈夫。


教養科目は人文科学、自然科学、社会科学の暗記系を総復習。また、この時期の勉強の進捗次第で捨てる科目もはっきりさせましょう。音楽や芸術といった暗記系科目を捨てるか、化学や物理、数学といった科目を捨てるか。早めに決めて、決めたら一切その後は手を出さないようにするのが無難。


専門科目は少なくとも8科目は手を出しておきたいところ。憲法、民法1、民法2、マクロ、ミクロ、財政学、経営学、政治学、社会学、英語・・・ただ、本番で問題を選ぶ際に全く解けない科目がある場合もあります。だから、リスクヘッジするためにも10科目は用意しておきたいところ。そのために政治学、社会学、経営学は全部やった方がイイと思っています。被る箇所もあるしおすし。


そして教養・専門論文をそろそろはじめてください。教養論文は実務教育出版の2014年版「地方上級・国家一般職[大卒]・市役所上・中級論文試験 頻出テーマのまとめ方]」がいいと思います。これを隙間時間に読み込む。また、各項目ごとに段落をつけ分解し構成をメモします。人権、教育、環境問題等々テーマが分かれていますので、1つずつ構成だけでもメモをしそれを暗記すれば本番でぶれない論文を書くことができると思います。


専門論文も同じ。ちなみに私は裁判所事務官用に憲法論文、国税専門官用に会計学論文を勉強しました。対策方法も上記のように模範解答例を読み、段落を付け、見出しを書いて暗記。全文なんて暗記できるわけがありませんので、段落の主題だけでも覚えてください。そうすると、細部はてきとうでもなんとなく文章を膨らませることができそうですよね。ちなみに東京都庁特別区の専門論文で経営学論文や政治学論文なども出題されますが、全部構成の暗記で乗り越えることができると私は思っています。


ざっと薄く広く書いてきましたが、多分思うように勉強は進まないでしょう。私もそうでした。スケジュール通り勉強しても全く意味不明だったり暗記できていなかったりすることなんて多々ありました。でも、とにかく必要な範囲をまずは全部こなすことが大切です。1回やれば2回目のハードルも少しは下がります。3回目なんてもっと簡単に解くことができるようになります。4回目は内容を理解できているかもしれません。


1月からでは遅い、という意見もありますがそんなことは無いと私は思っています。国家公務員系を目指すなら試験まで5か月と2週間。始めから10時間は難しいと思うけど少なくとも2月以降は毎日10時間以上勉強し合格を勝ち取ってください!